NHKきょうの料理で話題になった、小林かなえさんが考案された『桜クッキー(桜サブレ)の作り方』をご紹介します。
桜の塩漬けを上に乗せたさっくり美味しいクッキーのレシピです。
砂糖とバターを溶かしてから薄力粉に混ぜる作り方で初めてでしたがおいしくできましたよ。
見た目もかわいく、春におすすめのお菓子です。
桜クッキー
調理時間 | 約1時間 |
調理器具 | ボウル・鍋・麺棒・クッキー型・オーブン・オーブンシートなど |
カロリー | 全量 1050kcal(1人分 35kcal) |
塩分 | 全量 3g(1枚分 0.1g) |
糖質量 | 全量 160.8g(1枚分 5.3g) |
ラカントで作った場合の糖質は1枚当たり3.6gです。
材料 約30枚分
薄力粉 135g
ベーキングパウダー 5g
食塩不使用バター 50g
水 30ml
塩 一つまみ
グラニュー糖 50g
強力粉(打ち粉用) 適量
桜の塩漬け 約30個(100g)
今回グラニュー糖の代わりにラカントで作りました。
糖質が気にならない方はグラニュー糖のほうが上手にできると思います。
作り方
1、薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるっておく。
2、鍋にバター、水、塩、グラニュー糖を弱火にかけて全体をよく溶かし混ぜる。
3、2を1に加えゴムベラで1の字を書くように、切るように混ぜて粉が残らないようにする。
このような感じでまとまりました。
4、生地ができたらラップに包み、手でおさえて薄くする。
その後冷蔵庫で30分~1時間冷やす。
バットなどの上にのせて冷やすと早く冷えて休ませることができます。
5、5分くらい前に冷蔵庫からだし、台に強力粉で打ち粉をする。
麺棒で生地を2㎜程度の厚みにまで伸ばす。
メモ
この時始め生地が硬くて伸ばしにくいのですが、麺棒で上からたたくようにして伸ばしていくのが正解。
こねてしまうとサクサク感がなくなってしまうんだそう。
ラカントは冷えると結晶化するので、そのせいか生地が硬くて扱いにくかったです。
またグラニュー糖でも作って比較してみたいと思います。
結構均一に伸ばすのが難しくて厚みにばらつきができてしまいました。
ルーラーという、両サイドにおいて厚みを均一にできる調理器具を使うと簡単にできるので2㎜のものがあれば使ったほうがいいです。
cotta オリジナル アクリルルーラー 2mm(1本売り)
6、桜の花の塩抜きはかぶるくらいの水で浸し、10分程度で塩抜きをする。
水を捨て、キッチンペーパーなどで丁寧に水けをふき取ります。
直径5㎝の丸形クッキー型や好きな型で抜いていく。
今回は丸とバンビ、お花型で抜きました。
残った端の部分も合わせて再度伸ばし、型で抜ける範囲で抜きます。
7、天板にオーブンシートを敷き、サブレ生地を乗らべ、水で塩抜きしておいた桜の塩漬けを上に並べる。
軽く塩漬けを押さえます。
ちょっと表面が凸凹していたので焼き上がりも凸凹してしまいました。
上手な方ならもっとなめらかな表面になるはず。
8、180度に温めたオーブンで10~15分焼く。
ほんのり焼き目がつきくらいで完成です。
バンビとお花もいい感じに焼けました。
焼きあがったあとはケーキクーラーや網の上にのせて冷まします。
クッキーは全然焼いたことがないので下手で見た目がいまいちですが、味はとってもおいしかったです。
次はもっと表面をなめらかに、厚みを均一に焼きたいです・・・!
このレシピの感想
最後にこのレシピの感想をご紹介しますね。
お手軽度 | ★★★☆☆ |
美味しさ | ★★★★★ |
食費が安く済むか | ★★★★☆ |
子供向きかどうか | ★★★★★ |
桜の時期にぜひ作ってみてほしいクッキー。見た目もかわいいですし、喜ばれました。
桜の塩気とクッキーの甘さがちょうどよく、パクパク食べれるおいしさです。
本来サブレとはフランスのノルマンディー地方が起源のバタークッキーのことで崩れるような食感から『砂をまぶした』という意味があります。
フランスではクッキーやビスケットという名前のお菓子は存在せず、焼き菓子全体をサブレと呼ぶそう。
ほかにはベーキングパウダーを使用しないもの、という意味もあるそうですがこのレシピではベーキングパウダーを使うので焼いたときに膨らむのも特徴的でした。
なので個人的にはクッキーというほうがしっくりくるレシピでした。
桜のお菓子が好きな方におすすめですよ。
ベースの生地はいろいろな味のアレンジできると思います。
以上『桜クッキーの作り方』のご紹介でした。
もう1つ、同じ生地でできる山椒クッキーもおすすめですよ。
こちらはクッキーづくりに慣れてから作ったので格段に上手に焼けています。
山椒クッキーのレシピ。山椒のスイーツ、さくさくサブレの作り方。
ぜひ作ってみてくださいね。
小林かなえさんのレシピ本はこちらです。
京都の洋菓子教室「ラ・プティ・シェリー」の パリのケーキと人気の焼き菓子
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