おつまみにもなる常備菜としてもおすすめな「干ししいたけと生姜のアヒージョの作り方」をご紹介します。
きのこマイスターでもある料理研究家の木田マリさんが考案された、高血圧予防におすすめのレシピです。
冷蔵庫で5日間保存可能なので作り置きにも最適です。
是非作ってみてくださいね。
(情報元:TBS系この差ってなんですか?)
目次
干しシイタケは氷水で戻すのがおすすめ
今回のレシピで使う干ししいたけはお湯で戻すという方も多いのではないでしょうか。
実は高血圧予防に効果的なグアニル酸が豊富に含まれている食材なのですが、戻し方によってその含有量に大きく差が出ることが分かっています。
グアニル酸の量を多く残すためにおすすめなのは「氷水で戻す」という方法です。
実はお湯で戻しても、氷水で戻しても戻る時間はほぼ変わりません。
なので、氷水に浸したまま冷蔵庫に入れて戻した方がより栄養素が多く残るというわけですね。
さらに高血圧予防を期待する場合、生姜と組み合わせることでより効果がアップします。
これは生姜に含まれているジンゲロールという成分が血管を広げる働きを持っているためです。
今回はその2つを組み合わせた作り置きレシピをご紹介します☆
干ししいたけと生姜のアヒージョ
調理時間 | 20分(+ 干ししいたけの戻し時間 ~1日程度) |
費用目安 | 700円 |
カロリー | 全量 1150.6kcal |
糖質量 | 全量 2.71g |
材料
干ししいたけ 10枚
生姜 30g
オリーブオイル 大さじ8
アンチョビ 6枚
にんにく 1かけ
赤唐辛子 2本
作り方
1、氷水に干しシイタケを浸し、冷蔵庫で戻す。
時間は肉厚の大きなものの場合は半日~1日程度かかります。
薄い小さなものであれは3~4時間程度が目安です。
2、戻ったら軸を切り落とし、4等分に切る。
大きめに切ることで、食感を生かします。
軸も入れて大丈夫ですが、お味噌汁などに入れても美味しいですよ。
3、生姜は粗みじん切りに、にんにくはみじん切りにする。
そのためきれいに洗い、気になる部分だけこそげるように取り除く程度で大丈夫です。
また、生姜は細かく刻むほど薬効が高まります。
そのため今回はみじん切りにして使っています。
細かくするとオイルにもなじみ、食べやすくなりますよ。
4、フライパンにオリーブオイル、にんにく、赤唐辛子を加えて弱火で加熱する。
香りが立ったらアンチョビ、生姜を加える。
5、しいたけを加える。
弱火でじっくりと7分程度かけて加熱する。
弱火で加熱するとしいたけがふっくらと仕上がります。
6、清潔な保存容器に移し、完成です。
冷蔵庫で5日間保存可能です。
おすすめのアレンジ
そのまま食べても美味しいですが、
・パンに乗せて
・焼き飯にして
などの食べ方もおすすめです。
焼き飯にする場合は、アヒージョのオイルを炒める際の油として使うと香りがつきより美味しくなりますよ。
またパンにも香りがついたオイルをつけながら食べるととても美味しいので朝ご飯にもおすすめです。
栄養と期待できる効果
上でもご紹介しましたが、しいたけに含まれているグアニル酸には高血圧予防効果があります。
また骨の成長促進に役立つビタミンDもとても豊富です。
特に妊婦さん、授乳期のお母さん、成長期のお子さんには必要な栄養素です。
干ししいたけは30分程度日光に当てるだけでもビタミンDの量を増やすことができるので、調理前に是非試してみてください。
また生姜は血行をよくし、体を芯から温める効果があります。
多めに使うオリーブオイルも適量であれば血中のコレステロール値を減らす作用があります。
こんな時におすすめ
・高血圧予防に
・骨粗鬆症予防に
・妊娠中、授乳期のお母さんに
・成長期のお子さんに
・干ししいたけの常備菜が欲しい時
などなど。
小さいお子さんが食べる場合は生姜が辛い場合があるので、取り除きしいたけだけになるようにしてあげてください。
このレシピの実際の感想
最後に実際に食べた感想をご紹介しますね。
しいたけのうまみと生姜の風味がオイルに溶けだしていてとっても美味しい。パンにつけると最高!(管理人)
きのこと魚介が苦手なので食べられない。(夫/30代)
少しでも参考になれば幸いです。
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