名古屋のB級グルメの1つ『たません(玉せん)の作り方』をご紹介します。
私は生まれも育ちも愛知県ですが、たませんは屋台や駄菓子屋さんなどでも食べることができる昔ながらのおやつの1つです。
文化祭の出店にもよく使われています。
使う材料からレシピまで、名古屋愛をこめて写真とともに詳しくまとめてみました。
とっても美味しくて、家庭でも簡単に作れるので是非試してみてくださいね。
玉せんとは?
『玉せん』とは、大判の海老せんべい、もしくはたこせんべいの間に卵を潰して焼いたものをはさんだ食べ物のことで愛知県では昔から愛されている料理の1つです。
味付けはお好み焼きのような感じでまさにB級グルメっぽい食べ物なのですが、お好み焼きソース、マヨネーズ、青のり、鰹節などを使います。
位置付けとしては子供のおやつ、という感じで夏祭りやお花見、イベントなどの屋台や駄菓子屋さんでも食べることができますね。
我が家の近くにも駄菓子屋さんがあるのですが、お店で作って出してくれます。
料金にすると駄菓子屋さんで200円しないくらいでしょうか。
調べてみると始めたのは駄菓子屋さんのほうが先だったようです。
私自身小さいころからお祭りの際によく買ってもらい、大きくなってからも自分で買って食べたりする機会もある食べ物です。
あたりまえのように生活の中にあったので、ご当地メニューということは知りませんでした。
全国ではポピュラーではない食べ物、ということで家庭でも再現できるレシピをご紹介したいと思います。
お子さんのおやつの他、軽食としてもいけるメニューになっています。
たませんの作り方
たませんには中に入れる具材のアレンジで色々なパターンがあるのですが、今回はごくごく一般的なスタンダードだと私が思っている作り方をご紹介しますね。
調理時間:5分
レシピの分類:おやつ
レシピの種類:日本料理
材料 1人分
大判のえびせんべい、もしくはたこせんべい(薄焼きのもの)1枚
卵 1個
マヨネーズ・お好み焼きソース 各適量
あおのり・鰹節 各適量
油 適量(ごま油だと香ばしいです)
メモ
豪華版になると中にたこやきやベーコン、チーズを入れたものなんかもあります。
お好みで試してみてください。
レシピ動画
作り方をレシピ動画でもご紹介しています。
是非ご覧ください。
続いて写真とテキストでも解説しますね。
作り方
1、えびせん(もしくはたこせんべい)を半分に割る。
メモ
1枚を割って2枚にして、間に具材を挟みたいので半分に割って使います。
割る際は中央にヘラやフライ返しなどを当てて、えいっと割るときれいに割りやすいです。
少しぐらい歪んでも大丈夫です。
また、小さめの丸いタイプなら2枚使ってはさんでも大丈夫です。
2、フライパンに油を熱し、卵を1個割り入れる。
黄身をフライ返しなどでつぶし、ざっと混ぜて両面を焼く。
半熟っぽい感じでも大丈夫ですが、表面はしっかり焼き固めてください。
3、割ったせんべいの片側に2の卵焼きを乗せる。
上にマヨネーズ、お好み焼きソースをかける。
さらに鰹節、青のりをトッピングする。
4、もう片方のせんべいではさんだら完成です。
5、このままだと食べたときに下からソースがこぼれるので、アルミホイルなどで包んで食べます。
画像のものはペーパーナプキンにアルミホイルを重ねて包んであります・
たませんは手で持って食べる食べ物なので、是非手で持って食べてくださいね。
おやつや軽食にも
おやつや軽食にも美味しいたません、大きめのえびせんやたこせんがあれば作れるので是非作ってみてください。
とっても美味しいですよ。
気軽に食べ歩きできるようになっているのも特徴ですね。
今でも駄菓子屋さんの店先で子供たちが食べているのをよく見かけます。
以上愛知ではおなじみの『たませんの作り方』のご紹介でした。
おすすめですよー!
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