NHKあさイチで話題になった『切るタイプのふわとろオムライスの作り方』をご紹介します。
家庭でもプロのような、上に卵を乗せて切り開くことでとろとろでふわふわのオムライスが再現できるレシピです。
お酢を使ってふわとろにする大宮勝雄シェフの作り方をご紹介しますね。
ちなみに丸いオムレツ状にきれいにまとめ、ごはんの上に乗せて切ると中が半熟でとろ~っと広がるようにするというのはものすっごく難しいです。
プロのレシピを参考に、手順をよく見て4~5回練習してようやくそれっぽいものができました。
お店で出て来るようなものを完璧に仕上げられるようになるにはやはり相当な練習が必要になると思います。
ですができると感動しますし、卵をフワとろにするだけなら意外と簡単なので是非挑戦してみてくださいね。
酢を入れたふわとろオムライスの作り方
こちらは大宮シェフの卵液に酢を入れるというもの。
酢を入れることできめが細かく仕上がるのが特徴です。
チキンライスは定番のケチャップベースで具沢山。
卵は正直上手にオムレツ状にできなくても酢のおかげかふわっとろでとっても美味しいですよ。
実際に5回練習して分かったコツもあわせてご紹介します。
調理時間:25分
レシピの分類:メインディッシュ
レシピの種類:日本料理
材料 2人分
オムレツ部分 1人分
卵 2個
酢 小さじ1/2
白こしょう 少々
食塩不使用バター 10g
サラダ油 適量
チキンライス
鶏もも肉 60g
温かいごはん 200g
食塩不使用バター 20g
サラダ油 大さじ1
パプリカパウダー 少々
塩こしょう 少々
トマトソース
ミニトマト 5個
マッシュルーム 3個
玉ねぎ 1/4個
パプリカ(赤と黄色)各1/4個
食塩不使用トマトジュース 50ml
ケチャップ 50ml
塩こしょう 適量
サラダ油 小さじ1と1/2
食塩不使用バター 5g
メモ
チキンライスのレシピはこちらもおすすめです。
あさイチのチキンライスのレシピ。簡単ケチャップライス。
レシピ動画
実際に作ったものを動画でも撮影してご紹介しています。
よろしければご覧ください。
卵のまとめかたは後半で出てきます。
プロのように上手ではないので参考になるかわかりませんが、なんとかそれらしい形にはなったかな?と思います。
前半は主にチキンライスの作り方です。
作り方
1、トマトソースをつくります。
パプリカ、玉ねぎは1㎝角に切る。
マッシュルームは石づきを取り、4等分に切る。
ミニトマトはヘタを取り、半分に切る。
フライパンにサラダ油とバターを熱し、切ったミニトマト、マッシュルーム、玉ねぎ、パプリカを加えて炒め合わせる。
さらにトマトジュースとケチャップを加えて2分間軽く煮込む。
塩こしょうで味を調え完成です。
2、鶏もも肉は一口大に切り、両面を軽く焼き色がつくまで焼き取り出しておく。
3、炒める前のご飯をボウルに入れてバターを加えて混ぜ合わせる。
こうすることでパラパラに仕上がります。
パプリカパウダー、塩こしょうを加えてさらに混ぜ合わせる。
先に赤い色を付けておくのがポイントです。
4、フライパンにサラダ油大さじ1とバター10gを熱し、バターライスと鶏肉を炒め合わせる。
フライパンの端に寄せ、空いたスペースにトマトソースも加える。
煮立ったら炒め合わせ、チキンライスの完成です。
器に盛り付けておく。
5、上に乗せるオムレツを作ります。
卵、酢、白こしょうを加えて黄身をつぶすようにしてフォークで30秒ほどさらさらになるまで溶きほぐす。
6、フッ素加工のフライパンにサラダ油とバターが泡立つまで加熱する。
メモ
この時、フライパンの大きさにもよると思いますが我が家のフライパンではバターのみのほうが上手に焼けました。
油の量が多すぎるとかえって卵がうまくまとまらず、成功しにくかったです。
しっかり温まったら卵液を一気に流し込み、卵をフライパンのふちにはわせるようにゴムベラを使い焼けた面をはがすようにしながら常に回し続ける。
途中で火から外して、フライパンの端に寄せてオムレツの形に整えていく。
計40秒加熱するのが目安です。
メモ
この『フライパンを回しながら形を整えていく』というのがものすごく難しかったです。
縁をはがしながら、できたらフライパンを回して最終的にフライパンの端に寄せていきオムレツの形に何となく整えることができればうまくいくことがわかりました。
中を半熟のまま仕上げないと切った時にふわとろ~にならないので、ここは手早く!
柔らかすぎるかな?と思うくらいでも外側が焼けていれば大丈夫なのでオムレツの形にしてさっさとチキンライスの上に乗せます。
7、オムレツをチキンライスの上に盛り付ける。
乗せたら早めにオムレツの中央を切ってナイフとフォークでサイドに卵を広げるようにして開き、チキンライスにかぶせて完成です。
メモ
この時もオムレツを乗せた後しばらく置いてしまうと固まってしまい、開いたときに広がりませんでした。
なので出来る限り乗せたら早く切って広げたほうがいいです。
切るときのコツは、包丁のほうがきれいに切って広げやすかったです。
ただテーブルで各自でやるとなるとナイフでやることになると思います。
ナイフで切るときは奥まで差し込みすぎると開いたときに中央に縦のラインがはいってしまいます。
表面だけ切るつもりで切って、切り目からそっと優しく広げてあげるのがポイント。
その点包丁の方は刃先で繊細な動きをしやすいので、きれいに切って広げることができました。
ちなみにこのオムライスはごはんにしっかり味がついているので、仕上げのケチャップやソースはいりません。
チキンライスにとろとろの卵がうまくからんでとっても美味しく食べられますよ。
オムレツのコツ
オムレツのコツをまとめてみると、
・卵はしっかり切るように溶きほぐす。
・火を入れるのは1分以内で。
・焼くときの油の量は多すぎず少なすぎず。
・縁からはがしてまとめるのは結構難しい。
なので最終的にオムレツの形に寄せられるように努力する。
・とにかく手早く!スピード感がとても大切。
少しでももたつくと、あっというまに広がらないオムレツが完成します。(それはそれでおいしい)
これらの点に注意すると初心者でも成功しやすいかな、と作ってみて感じました。
上手な方ならすぐにマスターできるかもしれません。
私はまだまだ修行が必要だな~と思いました。
ちなみに失敗例ですが・・・
加熱時間が長すぎて、切り開いても広がらず。
加熱時間はちょうどよかったけれど、乗せた後少し時間が経ってしまい(と言っても1~2分)、切り開いたときにすでに余熱で固まってしまっていたもの。
などなど。
乗せるところまでは結構うまくいったのですが、開いてみて初めて成功か失敗かわかるのでタイミングが難しかったです。
また練習したいです!
このレシピの感想
最後にこのレシピの感想をご紹介しますね。
お手軽度 | ★★☆☆☆ |
美味しさ | ★★★★★ |
食費が安く済むか | ★★☆☆☆ |
子供向きかどうか | ★★★★★ |
大人から子供まで美味しく食べられるレシピで、自宅でお店の味が楽しめます。
ごはんが具沢山なので、オムライスとスープくらいで立派な一食になると思います。
切って開くオムレツが乗ったタイプのオムライスはレストランで何度か食べたことがありますが、実際に作ってみるとかなり難しくてプロはさすがだなぁと思いました。
この難しい技を安定して毎回提供できるのはさすがプロだと思います。
習得には練習が必要になりますが、上手にできるとかなり嬉しいですね。
もしオムレツの形に上手に寄せれない場合は、ふわとろの状態で包まず乗せてもいいと思います。
切り開いた状態に初めからなるだけで味は変わらないと思うので・・
以上『切るタイプのふわとろオムライスの作り方』のご紹介でした。
ぜひ作ってみてくださいね。
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