NHKごごナマや金スマでも話題になった、自律神経の乱れを改善するポイントやストレス発散方法、朝に効果的な両腕上げ上げエクササイズ、ストレス軽減エクササイズ、快眠方法をご紹介します。
教えてくださるのは小林弘幸先生です。
目次
自律神経とは?
自律神経は肩こり、不眠、便秘、動悸や息切れなどの原因にもなる身体を整えるうえでとても大切なものです。
心臓や血管など自分の意志では動かせないものを動かしているのが自律神経です。
実は体温調節をしているのも自律神経ということ、ご存知ですか?
自律神経には2種類あり
・交感神経・・・血圧は上昇し緊張・興奮モード。車に例えるとアクセル。
・副交感神経・・・血圧は低下しリラックスモードになる。車に例えるとブレーキ。
となっています。
理想は交感神経と副交感神経のバランスが1:1になることですが体の状態をコントロールしている神経でそのバランスが乱れると体に様々な不調が出てきます。
副交感神経が効きすぎるとうつ病になったりすることもあるなど、心とも密接な関係があるんですね。
30代、40代に入ると乱れやすくなることもあり、国民病ともいえる問題になっています。
どれほどいい薬を飲んでいても自律神経が乱れていると効果が薄いということもわかっています。
一度乱れると2~3時間は戻らず、ささいなことでも乱れやすいのも特徴の1つです。
知らず知らずのうちにストレスはたまりやすいものなので、怖いですよね。
今回はこの自律神経を整える方法をご紹介したいと思います。
自律神経を整えるエクササイズ
それでは簡単にできる自律神経を整えるエクササイズをご紹介します☆
簡単で高齢の方でもできる体操です。
つま先立ちから脱力
1、まっすぐに立ち、つま先立ちの姿勢になる。
2、手をぶらぶらさせるように体を振って、一気に脱力する。
これを5回行います。
緊張とリラックスの繰り返しになるので、気軽に自律神経を整えることができます。
タッピング
1、眉間からあごに向かって気持ちよく指先で顔の表面をたたく。
たたくときは指の腹が軽く触れる程度が目安です。
両手クロス首回し
1、背筋を伸ばして座り、両腕を前に伸ばして交差させる。
2、手首を動かさないまま、首を時計回りにゆっくりと回す。
3、一周回したら逆回りにして、3回行う。
手首をロックすることで頸椎に負担がかかりません。
タイプ別のおすすめ対処法
アスリート型
アスリート型は一流アスリートに多く、バランスのよい理想的なタイプです。
交感神経と副交感神経の働きがどちらも高く、代謝や血流がよいので太りにくいタイプです。
このタイプの方は理想的なので、現状を維持することに努めれば大丈夫です。
ストレス型
ストレス型は現代人に多いタイプで、交感神経が高く、副交感神経が低い人です。
心と体が常に緊張しているため、便秘になりやすいという特徴があります。
このタイプの人は副交感神経を下げないように意識することが大切です。
のんびり型
のんびり型の人は常にのんびり気味でやる気が起きにくいタイプです。
交感神経が低く、副交感神経が高くなっています。
そのため血流が悪く、太りやすく、花粉症やぜんそくなどを発症しやすいという特徴があります。
このタイプの人はとにかく体を動かして、アクティブにするのがおすすめです。
おつかれ型
お疲れ型の人は体調が思わしくなく、気分も沈みがちなタイプです。
交感神経も副交感神経も低く、不眠や胃痛、肩こり、片頭痛などの不調が起こりやすいという特徴があります。
このタイプに人はまずは呼吸を意識するようにすると改善が期待できます。
疲れを撃退する方法
他にも、体を元気にすることで自然と心もついてくるという専門家の先生おすすめの疲れを撃退する方法をご紹介します。
疲れた時こそ体を動かす
帰宅後などにソファーで休むのではなく、掃除機をかけたり軽く動く方がクールダウンになり体にはいい影響があります。
心地よさに敏感になる
肌触りのいいモノやよい香り、ペットを飼っている方ならペットなど、自分にとって心地のいいポイントを取り入れることが大切です。
ため息をつく
鼻から3秒かけて吸い、口をすぼめて6~8秒息を吐くというため息を生活に取り入れるとリラックスにつなげることができます。
漬物を食べる
発酵させて作るお漬物には乳酸菌が豊富です。
GABAというリラックスさせてくれる成分も豊富なので食生活に取り入れるのがおすすめです。
また1人で食べるよりも、家族で話しながら食べるとより効果がアップするそうです。
まとめ
疲れがたまっている方やなんとなく体や心が不調気味な方も効果がありそうですね。
是非試してみてくださいね。
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