NHKあさイチでは「フライパン」が特集されました!
フライパンの選び方やフッ素樹脂加工を復活させる方法、安全性やお手入れの方法についてご紹介します!
フライパンの種類と選び方
フライパンと一口にいっても素材などの違いで様々なタイプがあります。
マーブル加工・・・フッ素加工樹脂の仲間でマーブル模様をつけているタイプ
ダイヤモンド加工・・・フッ素樹脂加工の仲間で人工ダイヤモンドの粒子を中に混ぜ込んでいる
セラミック加工・・・硬くて傷つきにくい。耐熱性がよくオーブンも可能。白い色は盛り付けをイメージできる。
鉄・・・炒め物やステーキなどを焼くにはピカ一!
銅・・・温度ムラが少なく、玉子焼きがおいしくできる。職人が製作するため価格が高い。
などなど。
用途に合わせて選ぶことができるんですね。
サイズは家族構成で考えるといいそうで
・2人暮らし・・・26㎝
・3人暮らし・・・28㎝
程度が目安ということです。
2枚目は20㎝もしくは22㎝がおすすめです。
フッ素樹脂加工とは?
そんな多くの種類があるフライパンですが、76%もの人が使っているのが「フッ素樹脂加工」のフライパンです。
フッ素樹脂加工のものはアルミニウムで出来ており、軽く熱伝導率が鉄の約4倍なのが特徴です!
成形した後フッ素樹脂加工を施すのですが、フッ素と炭素を結合させたもので結びつきが強いため他の物を寄せ付けない性質を持っているんです。
実は炊飯器のお釜や紙コップにも使われているんです。
フライパンをコーティングしている薄さはなんと40ミクロン!
とても薄いんです。
もっと厚くすればはがれにくくなるのでは?と思うかもしれませんが、この厚さが最適なんだそうです。
工場によってははげてしまったコーティングを1400円~で再コーティングしてくれるところもあります。
ですができたら自宅で簡単にお手入れで来たらもっといいですよね!
フッ素樹脂加工を復活させる方法!
水を入れて沸騰させる(煮沸)と復活する場合があります。
水を1/3の深さまで入れ1週間に1度10分間煮沸します。
※ものによっては効果がないそうです。
ぜひやってみてくださいね!
フッ素加工を長持ちさせる基本
・金物製のキッチンツールは使わない。
・中火以下の火力で使う。(高温になるほど傷つきやすい)
・できるだけから焼きは避ける。(中火でも耐熱温度の260度に達してしまうため。具材を入れると温度が下がる)
・料理の作り置きはしない。(食材の入れっぱなしを繰り返すことで料理に含まれる成分がアルミを傷めてしまうため)
フッ素樹脂の安全性について
フッ素樹脂の安全性は国が定めた基準があります。
・フッ素樹脂は体内に吸収されず影響はない
・加熱しすぎる(300度以上)と有害な蒸気が発生するが適切に使用した場合はリスクがない
・空で3分以上は加熱しない
長持ちさせるために守って使いたいですね!