NHKきょうの料理で放送された土井善晴さんのレシピ「さわらの菜種焼き」の作り方をご紹介します。
春にぴったりの一品で、菜の花に見立てたゆでたまごとをさわらに乗せて蒸し焼きにして作ったメニューです。
仕上げにゆでた菜の花を乗せて見た目にも華やかにするのがおすすめです。
菜種焼きとは?
『菜種』とは菜の花のことで、菜の花を模して卵の黄身を使って焼いたやきもののことです。
今回は焼くので菜種焼きですが、ほかにも
・菜種和え(黄身和え)
・菜種きんとん(お茶菓子)
など菜の花をモチーフにした食べ物は先人たちが多数考案されています。
あのかわいくてきれいな黄色い色をモチーフに、卵などで再現するなんてとても素敵ですよね。
今回は鰆の上に乗せて焼くことで、春を感じるメニューになっています。
鰆の菜種焼き
材料 2人分
さわら(切り身) 2切れ(90~100gのものを2切れ)
塩 小さじ1/3
酒 大さじ1
茹で卵の黄身 2個分
粉チーズ 大さじ1
溶き卵 少々
サラダ油 大さじ1/2
菜の花 6本
作り方
1、さわらは切り身を半分に切って、塩を全体にまぶす。
さらに酒をまぶし、10分間程度おいておく。
2、水気が出てくるのでペーパータオルなどでふきとる。
3、卵は水からゆでて、沸騰してから8分間ゆでる。
殻をむき、黄身と白身に分ける。
4、黄身は裏ごしする。
さらに黄身に粉チーズを加えて混ぜる。
5、溶き卵を刷毛でさわらに塗る。
皮のところは塗りません。
6、4の裏ごしした黄身をさわらの全体にまぶす。
7、フライパンにサラダ油を熱し、弱火にして6のさわらを並べ入れて蓋をして焼いていく。
7~8分間蒸し焼きにする。
8、鍋にお湯を沸かし、塩を入れ菜の花のつぼみの部分を入れ色が変わったらさっと取り出す。
冷水に2回ほど沈めて水気を取り、ざるにあげておく。
9、竹串を刺してみて、火が通ったようであれば焼きあがりです。
10、敷葉(飾りの葉)を器に敷き、(笹の葉や南天の葉など)焼き上がったさわらを乗せて菜花のつぼみを添えたら完成です。
是非作ってみてくださいね。