NHKガッテン!で放送された「髪の毛の空洞化を防ぐ正しいお手入れ方法」についてご紹介します。
髪トラブルの元凶になる内部の空洞化を防ぐために覚えておきたい正しい洗髪方法や日々のお手入れの方法をまとめてみました。
髪の毛の空洞化とは?
実は今、「髪の毛の空洞化」が髪のトラブルの元凶として注目を集めています。
ですが女性の約8割は中が空洞化しているそうです。
空洞化した髪の場合、同じ染髪料でもきれいに色が入らないなどが起こってしまいます。
さらに空洞化していない髪の毛は束を結んでも自然とほどけますが、空洞化している場合は自然にほどけることがありません。
切れやすさにも関係しており、健康な髪の場合は約135gの負荷に耐えられるのに対し、そうでない場合は約65gの負荷で切れてしまうというデータもあります。
他にも中が空洞だと光がうまく反射せず、ツヤのない髪に見えてしまいます。
つまり髪の毛のあらゆることに関係しているんですね。
髪の毛の直径は平均で約0.08㎜。
髪の表面はキューティクルと言われるものですが、中はコルテックスという名前で芯の部分はメデュラという名前がついています。
このメディラやコルテックスの一部を失うのが髪の毛の空洞化と呼ばれる現象です。
では一体どのようなことが原因でこんなことが起こってしまうのでしょうか。
髪の毛の空洞化の原因とは?
実は空洞化の原因となることはとても簡単で、「濡れたままこすること」です!
髪の毛を洗った後、濡れたままブラッシングしながらドライヤーをかけたりするのはとってもNGなんです。
他にも
・髪同士をこすり洗いする
・ぬれたまま寝る(枕に濡れた髪がこすれてダメージになってしまうため)
というのもNGです。
濡れたままこするとキューティクルがたくさんはがれてしまいます。
これが空洞化の第一歩です。
キューティクルは髪の毛の表面に重なり、髪の毛を守っています。
ですが髪の毛は濡れると膨張し、うろこ上のキューティクルが浮き上がります。
そこをこすることで、バラバラとはがれてしまうんですね。
すると髪の毛の内部の組織が水に溶け、漏れ出します。
正しいヘアケアの仕方
それでは空洞化させないためのお手入れの仕方、髪の毛の洗い方をご紹介します☆
髪を炒めない洗髪の仕方
洗髪の目的は地肌の脂を落とすことが目的です。
髪の毛自体は汚れは泡を通すだけで落とすことができます。
整髪料がついているときはシャンプー前にお湯で十分予洗いをし、洗い流します。
ついていない場合も髪の毛と地肌を十分に濡らし、その後のシャンプーがしっかりと泡立つようにします。
その後シャンプーをとり、地肌でしっかり泡立てます。
泡が髪の毛を摩擦から守ってくれます。
耳の後ろや襟足も忘れずに、シャンプーを付けて泡立てて洗ってください。
毛先はというと、指で泡を通すだけで大丈夫です!
しっかりとすすぎ、髪同士がこすれあわないように抑えるようにタオルで拭きます。
その後のリンス・コンディショナーにもきちんと意味があり、髪の毛を滑らかにすることでこするときの力を弱めることになります。
なのでリンス・コンディショナーなども取り入れてお手入れしたいですね。
ドライヤーのかけ方
ドライヤーは地肌に直接温風を当てて、しっかりと乾かします。
毛先は手ぐしや目の粗い櫛を使い、髪の流れを整えるようにして乾かします。
さらにポイントが髪の毛をドライヤーの距離は10㎝程度を目安にかけるということ。
濡れたままでは知らずにこすれてしまい髪の悪影響なので地肌に触れたときに湿り気がない程度までしっかりと乾かします。
一度空洞化してしまっても、新しく生えてくる髪に関してはまだ芯の部分がある状態で生えるのできちんとお手入れを続けることできれいな髪に戻していくことが可能です!
長い目で見て続けていきたいですね。
まとめ
私も日ごろヘアケアは適当なので髪の毛がぱさつきがちですが、なんとかナノケアのドライヤーのおかげでましになっています。
これです。
パナソニック ヘアドライヤー ナノケア 白 EH-NA99-W
根本からのケアが一番大切だと思うので、正しいお手入れの仕方でキレイな髪を手に入れたいですね!
是非やってみてくださいね。