薄切りロースハムを切る際に、パックされている重なったままの状態で切るとくっついてしまい、料理に使いにくいことってありますよね。
今回はサラダや冷やし中華に使いやすい、ハム同士がくっつくのを防ぐほぐしやすい千切りの切り方をご紹介します。
ひと手間加えるだけで簡単にほぐしやすくなるので、ストレスフリーになりますよ。
ハムがくっつかない千切りの切り方
ハムはもともと重なった状態でパックされているものが多いですよね。
そのまま切るとくっついてしまうのが難点です。
そこで今回は2通りのくっつきにくい切り方をご紹介します。
仕上がりの違いもご紹介しているので、お好みに合わせて試してみてください。
調理時間 | 1分 |
費用目安 | 90円 |
カロリー | 40g・4枚あたり 49kcal |
糖質量 ※今回は炭水化物量 | 40g・4枚あたり 1.4g |
※今回は1パック4枚入りの日本ハムロースハムを使用しています。
少しずつ重ねて切る方法
1つ目は野菜の千切りの仕方と同様の方法できる、「少しずつ重ねて切る方法」をご紹介します。
1本1本が長い仕上がりになるので、冷やし中華など乗せて見た目も楽しむ料理に向いています。
1、ハムは1枚ずつ丁寧にはがし、まな板に少しずつ端を重ねて並べる。
2、千切りなので、端から1~2㎜幅でできる限り細くなることを意識して切る。
3、切り終わったら手で軽くほぐして完成です。
実際に切ってみると、多少はこれでもくっつく部分がでるのですがずらさずに切るときに比べると圧倒的にほぐしやすくなります。
ずらすだけなので、全体的に長さも長いまま仕上がる切り方です。
丸めて切る方法
続いて「丸めて切る方法」をご紹介します。
この方法は上でご紹介したずらす方法より細かい仕上がりになることが多いです。
より繊細な感じにしたいときや、ちらし寿司やサラダなどに混ぜ込むときに向いています。
1、ハムを1枚ずつ丁寧にはがし、上の図のように上下に重ねて置く。
重ねたら下になっている方をまず半分に丸め、上になっている方も半分にふんわりと丸めて重ねる。
左右両方を丸めたら、重ねて1つにする。
2、重ねたものがこちらになります。
丸めた部分をつぶして折れてしまわないように注意しながら端から1~2㎜幅でできる限り細い幅で切る。
3、切り終わったら軽く手でほぐし、完成です。
丸めた部分がパキッと折れてしまうとちぎれてしまい、長さが短くなることがあります。
注意して切っていても切っている途中で折れてしまうことがあるので、どうしても仕上がりは短い千切りになりがちです。
ほぐれやすさは重ねて切ったときよりほぐしやすいのがメリットです。
短くなってしまうのがデメリットではありますが、混ぜ込む料理の時は気になりません。
ハムの塩分を抜く方法
また、加工食品なので塩分が気になる方も多いのではないでしょうか。
ハムは簡単に減塩することができます。
あさイチで以前紹介されたやり方をご紹介しますね。
1、鍋にたっぷりのお湯を沸かし、千切りにしたハムを入れて火を止める。
1分そのまま置く。
2、ざるにあげ、冷水にとり、1分浸す。
3、ざるにあげて水けを切ったら完成です。
一度茹でると塩分が約70%もカットすることができます。
1パック4枚(40g)あたり食塩相当量が1.1gのものを使った場合、0.33gにまで減らすことが可能です。
私も妊娠中や子供に食べさせる時にはこの方法を使っていますが、しっかり美味しさは残り少しさっぱりする程度なのでおすすめです。
また一度お湯に入れた時に軽く菜箸でほぐすとよりほぐれやすくなりますよ。
まとめ
今回は2通りのハムの千切りの切り方と、仕上がりの違いをご紹介しました。
切ったものをあとから1つずつほぐすのはとても手間なので、ほぐれやすくなるこの方法は便利でおすすめです。
是非試してみてくださいね。
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