テレビでも取り上げられ花粉症対策になると話題の果物『じゃばら果汁とパウダーのおすすめの使い方とレシピ』をご紹介します。
じゃばらは和歌山県東牟婁郡北山村で栽培されている柑橘類で、花粉症だけではなく様々なアレルギー対策になる抗アレルギー成分フラボノイドの一種が豊富に含まれていることで知られています。
サプリメントや果汁がインターネット通販でも購入できるのですが、今回果汁とパウダーを実際に購入してみました。
どんな味がするのか、気になる方も多いと思うので実際に飲んだ感想や、気になる飲み方についても北山村の方に実際に電話で確認してみたので詳しくご紹介したいと思います。
目次
「じゃばら」とは?
少し変わった名前ですが、初めて聞いたという方も多いのではないでしょうか。
『じゃばら』とは、和歌山県東牟婁郡北山村で栽培されている柑橘類の果物のことです。
見た目は柚子のような、かぼすのような感じの果物ですが近年花粉症対策に期待できるとして注目が集まってきています。
実は花粉症だけではなくアレルギー症状全般に期待できる栄養が豊富に含まれていることがわかっています。
それが、フラボノイドという抗酸化物質の1つ『ナリルチン』という成分です。
この果物にはこのナリルチンがとても多く含まれており、1個当たり991㎎含まれています。
他の果物と比較してみると、
・柚子 0㎎
・すだち 16㎎
・グレープフルーツ 194㎎
・いよかん 224㎎
・じゃばら 991㎎
と圧倒的に多いことが分かりますよね。
このナリルチンは抗アレルギー物質で炎症物質であるヒスタミンが細胞から放出するのを防ぐ作用があります。
そのためより多く含まれているじゃばらに注目が集まっているというわけです。
薬ではなく食品なので、薬を摂取できない妊婦さんやお子さんでも食べたり飲んだりできる点が嬉しいですね。
実際のラベルに表記されている量も参考に掲載しますね。
私が今回購入した果汁では、10mlあたり3.0㎎含まれていました。
10mlでも柚子やすだち半個分よりは多いというのは嬉しいですね。
パウダーの栄養成分表示はこちらです。
パウダーの場合は一包1gあたり22㎎のナルリチンが含まれています。
どこで買えるの?
和歌山県にお住いの方はもしかしたらスーパーなどでも売っているのかもしれませんが、他県の方はお店で見たことがないという方がほとんどだと思います。
私も見たことがありません。
じゃばらは果実や果汁、パウダー、サプリメントなどがインターネットでも購入することが可能です。
果実はナリルチンが最も多く含まれる11月に収穫されるので3月現在では入手することができなかったため、Amazonと楽天で瓶入りの果汁とパウダーを購入してみました。
今回購入したものはこちらです。
こちらは販売者が北山村さんとなっていたので、安心して購入しました。
パウダーは上の画像のものが手に入らなくなってしまい、今はパウチタイプのこちらを買っています。
ぱっと見は、スーパーなどで売られている瓶入りのレモン果汁と変わりない感じですよね。
お値段はレモン果汁よりは高価で、300ml入りで約2000円ほどでした。
※アマゾンはその時々で値段が変わることがあるので、2000円より上下する可能性があります。
私が買った時はプライム会員ということもあってか送料無料で2034円で購入できました。
どんな味がするの?
グラスに注いでみると、レモンや柚子よりは色が濃く、すだちのような、ライムのようなとってもいい香りがします。
実際にストレートで飲んでみましたが、すっぱさの中にほんのり甘みも感じられ、ライムのような爽やかさを感じました。
はじめて飲みましたが独特の美味しさがあり、酸っぱい柑橘類が好きなので好みの味でした。
ただレモン果汁もそうであるように、ストレートで飲むものではないですね。
酸っぱさが強いので、何かで割って飲むのがベストです。
じゃばら果汁のおすすめの使い方
そこで、どうやって飲むのがよりおいしく飲めるのか気になったので実際に北山村の方に電話をして聞いてみました。
問い合わせたのは商品パッケージに書かれていた製造者の番号です。
北山村の方によると
『朝と夕方に小さじ1杯ずつを好きなもので割って飲むのがおすすめ。』
ということでした。
例えばどんなものがいいのか、お電話しながら色々と伺ったのですが
・水
・炭酸水
・ジュース
など、なんでもいいそうです。
例えばオレンジジュースなどはどうですか?と聞いたところ、いいと思います。ということでした。
オレンジジュースなどのフルーツジュースにもとても合いそうな味なんですよね。
あとは実際に試してみましたがスッキリと炭酸割りなんか、とても美味しいのでお勧めです。
お酒が好きな方は割って飲んでも合いますよ。
緑茶にも入れてみましたが意外と合いました。
レモンやライムの代わりに使ってもいいと思います。
飲んだ後はのどからすっきりする感じと爽やかな後味が楽しめてとても美味しかったです。
リフレッシュにもなるなと感じました。
1日の摂取目安
1日の摂取目安は10mlです。
10mlは小さじ2杯程度になります。
なので、朝と夕方1杯ずつでちょうど1日の摂取目安量になりますね。
お料理にも
他には味をみて思ったのがお料理にも絶対合う!ということです。
例えば
・手作りポン酢に
・揚げ物にかけて
・ゼリーなどのお菓子作り
・ヨーグルトにかけて
など、なんにでも合わせやすいです。
手作りポン酢に
作り方は簡単で、しょうゆに適量原液を入れるだけです。
お鍋のつけだれやしゃぶしゃぶのたれにしてもとっても美味しいですよ。
他にはわかめに原液をかけてみたらさっぱりしてとても美味しかったです。
しょうゆなしでも美味しく、減塩になるなと思いました。
うどんのつけだれに
こちらは名医のTHE太鼓判で紹介されていた食べ方で、うどんのつけだれに原液をそのまま使った食べ方です。
試してみましたがとっても美味しく、さっぱり食べることができました。
すだちそばのような感じというか、柑橘の酸味がとてもおいしく原液のままでもすっぱすぎずに食べることができます。
ただ子供はすっぱかったようで、めんつゆに混ぜたら食べることができました。
大人の方には減塩効果が期待できますよね。
お肉などの炒め物にかけて
お肉が入った炒め物にかけても美味しいです。
脂身のある部位でもさっぱり食べられました。
ヨーグルトやお菓子作りに
初め、抗アレルギー成分が豊富、ということで子供にも食べさせたいなと考えた時に少し甘みをつけてゼリーにしたら食べてくれるのではないかと思いました。
まだお菓子作りは試せていないのですが、ヨーグルトにかけても美味しかったです。
これは子供でも食べられる使い方でした。
今回購入したものは未開封の状態なら賞味期限が11月までと約8か月後までもつということで、未開封なら常温保存もできますし買い置きにも便利だなとも感じました。
日持ちがしますし、お値段もそこそこするのでギフトにもいいですよね。
ちなみにナリルチンは果汁よりも皮の部分に多く含まれているそうですが、柑橘類の皮は酸化するとアレルギー物質を含む場合があるため注意が必要だそうです。
※詳しくは日本じゃばら普及協会ホームページを参考にしてください。
皮の部分を摂取しようと思うとサプリメントなどになりますね。
ちなみにサプリメントの場合は約1か月分で3000円ほどです。
北山村産のじゃばらサプリ 90粒 【日本じゃばら普及協会公認】 じゃばらサプリメント
じゃばらパウダーの使い方・レシピ
パウダーの場合はお湯で溶いて飲む方法もありますが少し漢方のような味がするのでお料理にかけたほうが使いやすいかな、と思います。
おすすめの使い方をいくつかご紹介しますね。
そのまま水で溶いて飲む
ちょっと酸っぱいですが、そのまま水で溶かしてジュースにして飲むことが出来ます。
しっかり冷やすと美味しいですよ。
豆乳や牛乳割に
飲み物に溶かして飲めるので、牛乳や豆乳割りにするのもおすすめです。
デザート感覚で楽しめますよ。
冷奴に
冷奴にそのままかけるだけ。
爽やかな風味を楽しむことが出来ます。
ヨーグルトに
毎日朝食やおやつにヨーグルトを食べる、という方におすすめの使い方です。
さっぱり楽しめますよ。
バタートーストに
バターに混ぜてトーストに塗ってみました。
酸っぱい感じが和らいで食べやすかったです。
ふるさと納税の返礼品にもなっている
また、ふるさと納税をしてみえる方に是非知っていただきたいのが和歌山県の自治体の中にはじゃばらの加工品をふるさと納税の返礼品にしているところがあるという点です。
減税にもなりますし、試してみたいという方にもおすすめです。
こちらのふるなびだと、果汁のジュースからジャムまで色々な商品が揃っていますよ。
ふるなび じゃばらの返礼品一覧
楽天市場でもふるさと納税が手に入ります。
まとめ
今回花粉症対策になる、ということで話題になっていて気になったので購入してみましたがとても美味しくて個人的にお気に入りの果物の1つになりました。
実は私自身は花粉症にまだなっていないのですが、予防の意味も込めて使っていけたらな、と。
花粉症以外にもハウスダストなどのアレルギーは子供が小さいため他人ごとではないので、少しでも予防につながれば嬉しいです。
もともと1本しかなかった木を30年かけて約8000本にまで増やされたということで、国内の生産者さんですし応援したい食材の1つだなと今回色々調べてみて思いました。
お電話で教えてくださった担当の方もとても親切で、対応が素晴らしい方だったので印象もとてもよかったです。
果実は北山村の公式サイトより時期になると購入することができるようです。
北山村じゃばら村センター
気になる方は是非チェックしてみてくださいね。
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