ほどよい弾力と歯ごたえが美味しい練り物の1つ、『かまぼこ』ですが、切るときの厚みによって美味しさが変わるってご存知でしたか?
今回はテレビで話題になった、専門店の小田原 鈴廣かまぼこの一級職人の方が教えてくれる『板かまぼこの美味しい切り方』をご紹介します。
実はこの方法、とっても簡単で『12㎜幅』で切る、というものなのですが、確かに食べ比べてみると薄く切るよりとても美味しいことが分かりました。
高たんぱく低脂質で大人から子供まで楽しめる栄養価の高い食材としてもおすすめの食材です。
切るだけで食卓に出せる時短食材でもあるので、是非試してみてくださいね。
目次
美味しい板かまぼこの切り方
調理時間 | 1分 |
費用目安 | 100円 |
調理器具 | まな板・包丁・必要であれば定規 |
カロリー | 1本(145g) 137.8kcal |
塩分 | 1本(145g) 3.5g |
糖質量 | 1本(145g) 14g |
厚みは12㎜
専門店の方によると、実は食べた時に「人間が最もおいしく感じる厚み」というものがあるんだそうです。
ではその厚みとはいったい何ミリなのかというと「12㎜」です。
なぜ12㎜なのかというと、口に入れた時に口当たりがよく、弾力も感じられるベストな厚みなんだそうです。
では本当にその厚みが美味しいのか、今回2種類の厚みに切り分けて家族で食べ比べてみました。
上が1㎝より薄い厚みに切ったもので、下が12㎜厚さに切ったものです。
わかりやすく、少し厚みに差をつけて切ってみました。
少しわかりづらく申し訳ありませんが、12㎜厚さに切れていることがわかりますでしょうか?
実際に2種類の厚みを食べ比べてみると、12㎜のほうが圧倒的に美味しい!というほどではないのですが薄いものは
というくらいなのですが、12㎜のほうは
という違いがありました。
夫にも食べ比べてもらいましたが、
と言っていました。
ただ12㎜でかなりの存在感なので、これ以上分厚くてもダメ、ちょうどこれくらいの厚みがベストだなと思いました。
さすが専門店の方のおすすめというだけあって、美味しいです。
定規がなくても切れる切り方
ただ毎回定規を当てて切るのも面倒ですよね。
ここで嬉しいのが、板かまぼこの場合、下の板の長さが12㎝のものが多いということです。
実際に測ってみたところ、確かに購入したものも12㎝でした。
うまいことできていますよね。
つまり10枚に切れば1枚当たり12㎜になる、ということです。
(一部長さが違う場合もあるかもしれません。多くのものは12㎝ということです)
10等分に切ればいいのであればわかりやすいですし、半分残しておきたいときにも便利ですよね。
ちなみに今回は念のため、定規をあてて真剣に切りました。
一度12㎜を測って切ってみるとだいたいの感覚がつかめるので、試してみたいという方は是非一度測って切ってみてください。
さらにおいしく食べる方法
さらにおいしく食べるには、冷蔵庫から出してすぐではなく10分程度常温に出してから食べるのがおすすめです。
本来のさかなのうまみをしっかりと感じることができます。
板から外しやすくする方法
また、板かまぼこの場合、板に残ってしまいもったいない思いをすることってありますよね。
実は外し方にはコツがあり、初め数㎜だけ包丁を差し込んだら今度は包丁の背の部分を差し込んで、板に押し付けるようにして滑らせてみてください。
たいていこの方法で板に残らずきれいにはがすことができます。
おせちにおすすめのアレンジ
おせちに使うなら12㎜の真ん中の6㎜の位置に切り込みを入れて、中に明太子を挟んだアレンジもおすすめ。
白いかまぼこで作ると紅白の色になり、きれいでおせちが華やぎますよ。
詳しいレシピはこちらの記事でご紹介しています。
明太かまぼこのレシピ。おせちにおすすめ、ごごナマで紹介。
是非試してみてくださいね。
まとめ
ポイント
1、板かまぼこを冷蔵庫から出して10分置く。
2、包丁を数ミリ差し込み、背のほうを差し入れて板に押し付けるようにしてはがす。
3、10等分に切り分ける。
12㎜に切るのがポイントです。
もう1つ、味付けはもちろんそのままでも美味しいですが、専門店おすすめの食べ方もご紹介しています。
それはわさびとオリーブオイルで食べるというもの。
かまぼこのおいしい食べ方。わさびとオリーブオイルが超絶品。
手軽に味変できて美味しいのでおすすめですよ。
是非作ってみてくださいね。
おすすめ関連記事
当サイト『LIFE.net【ライフドットネット】』ではその他にもかまぼこのレシピをご紹介しています。
是非併せてご覧ください。