6月に旬を迎える『実山椒の下処理・下ごしらえの仕方』をご紹介します。
スーパーでも手に入る実山椒ですが下ゆでとアク抜きをしておくと冷凍で1年間の長期保存が可能になります。
薬味や調味料作りにも役立つので是非試してみてください。
目次
実ざんしょうの下ごしらえ
調理時間 | 1時間30分 |
調理器具 | ざる・ボウル・鍋 |
レシピの分類 | 下ごしらえ |
レシピの種類 | 日本料理 |
しっかりした処理をしておくと、1年間冷凍保存することができるので通年楽しめます。
毎年我が家でも旬の時期にスーパーに出回るようになったら買って、下ごしらえをして冷凍庫にストックしておきます。
ちりめん山椒や醤油漬け、昆布の佃煮など色々な料理に使えるのでおすすめです。
材料 作りやすい分量
実山椒 適量(1パック~)
塩 少々
作り方
1、実を枝から外す。
刺激が強いので必ず手袋をしてください。
小さい枝は外さなくても大丈夫です。
この工程は地道で結構時間がかかるので、いつも映画などを見ながらやっています。
時間があるときに一気にやってしまうのがおすすめです。
2、外した実を流水であらい、ざるにあげておく。
3、鍋に湯を沸かし、沸騰したら塩を少々入れ実ざんしょうを入れる。
中火にし、約7分ゆでる。
メモ
刺激を減らし、色よく仕上げるためしっかりとゆでるのがポイントです。
4、指でつぶしてみてしっかりとつぶれるくらいまでゆでればOK。
ざるにあげる。
5、冷水につけ、約1時間つけてアクを抜く。
6、水気をしっかりととり、下処理は完成です。
このまま料理に使うのもよし、冷凍する場合は冷凍用の保存袋に入れ平らにし、冷凍庫で約1年保存可能です。
実山椒を使ったおすすめのレシピ
続いてこの実山椒を使ったおすすめのレシピをいくつかご紹介します。
ちりめん山椒
定番の使い方と言えばやはり『ちりめん山椒』ではないでしょうか。
家庭でも簡単に作ることができるのですが、柔らかいソフトタイプとカリッカリのハードタイプの2種類をご紹介しています。
カリカリタイプは電子レンジを使うとすぐにできますよ。
きょうの料理のちりめん山椒のレシピ。京都名物の味を家庭でも。
醤油漬け
半年間保存可能な調味料『醤油漬け』です。
お肉にかけたり、豆腐にかけても美味しいですよ。
醤油に漬けるだけなのでとっても簡単に作れます。
実山椒の醤油漬けの作り方と活用レシピを紹介。半年間保存可能。
実山椒の梅ちりめん
きょうの料理で料理研究家の大原千鶴さんが紹介されていたレシピです。
ちりめん山椒ほど手がかからずさっと作れて簡単ですよ。
材料
ちりめんじゃこ 40g
水 40ml
酒 小さじ1
実ざんしょう(下処理したもの) 大さじ1と1/2
梅干し 大1個
作り方
1、ちりめんじゃこはざるに入れ、熱湯をまわしかけ癖をとる。
2、フライパンに水と酒を入れ火にかけ、1のじゃこを入れ煎り付けていく。
水分を吸わせるように。
3、水分がなくなっていたら実ざんしょうを入れる。
色よく仕上げたいため、そのあとは炒りすぎないのがポイントです。
4、ほぐした梅干しを加え火をとめよく混ぜる。
5、ざるに広げて粗熱を取り、水分を飛ばす。
しっかり冷ましたら完成です。
冷蔵庫で1週間保存可能です。
昆布の佃煮
だしを取ったあとの昆布で作れる佃煮です。
濃いめの味付けでおにぎりの具にすると最高。
ご飯のお供になるレシピです。
昆布の佃煮の作り方、実山椒入りで最高。アレンジレシピも紹介。
どれもピリリとした風味が効いて、とてもおいしいですよ。
以上『実山椒の下処理と下ごしらえの仕方』のご紹介でした。
是非試してみてください。
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