近年カカオの含有量が高い「高カカオチョコレート」の健康効果に注目が集まっています。
NHKあさイチでも、高カカオのチョコレートが便秘解消に役立つと話題になりました。
どうして便秘解消効果があるのか、その栄養成分や効果を得るための適量などをご紹介します。
美味しく食べられてダイエットにもなる、嬉しい方法です。
注意点もあるので、確認してみてくださいね。
チョコの健康効果がスゴイ!
チョコはおいしいだけではなく、健康効果もとても高いんです。
なんと1日25g食べ続けると認知症予防に!
さらに高血圧予防効果や便秘解消効果もあるんです。
番組では1日25gのチョコを便秘に悩む女性に食べてもらい調査したところ、食べなかった時に比べ圧倒的に便秘の症状が改善されていました。
実はこの実験で使われたチョコは「高カカオチョコレート」と呼ばれるもので、カカオが70%以上の物を指します。
カカオプロテインが便秘解消に効果あり!
また、カカオに含まれている「カカオプロテイン」というたんぱく質には整腸作用があり、便秘改善に役立ちます。
このカカオプロテインには消化酵素に分解されにくい特徴があります。
そのため、そのまま小腸を素通りし大腸に届いてくれ、大腸で便をかさまししてくれるため便秘の人におすすめなんですね。
他のたんぱく質の消化率と比較してみるとこんなにも違いがあるんです。
・カゼイン(牛乳たんぱく) 100%
・大豆たんぱく質 51.2%
・カカオプロテイン 33.3%
さらに腸内環境をよくしてくれる効果もあるため、美肌効果なども期待できます。
カカオポリフェノールの効果とは?
もう1つ、ハイカカオチョコレートを語るうえで欠かせないのが「カカオポリフェノール」です。
ハイカカオチョコはポリフェノールの含有量がとても多いんです!
ポリフェノールには抗酸化作用があるため、アンチエイジングにもとても効果がありますよね。
他の食材と比較してみると・・
・コーヒー 280㎎
・赤ワイン 300㎎
・緑茶 70㎎
・りんご 370㎎
・春菊 340㎎
・ごぼう 188㎎
・高カカオチョコレート 635㎎(25g当たり)
と、1食あたりの量がとても多いことがわかります。
摂れば摂る程いいそうですが、カロリーは高いので量に注意して食べたいですね。
認知症予防にも
さらにハイカカオチョコレートを食べると脳が活性化され認知症の予防にも効果が期待できます。
認知症予防には「BDNF」という成分を増やすことが要ですが食品でこの成分が増えた例は初めてなんだとか。
チョコの効果はすごいですね。
糖尿病の人でも安心なチョコレート
現在糖尿病の人でも安心して食べられる「低GI」のチョコレートがあります。
GIとは血糖値の上昇率を表すもので、低いものほど血糖値の上昇がゆるやかなので血糖値に悩む人でも食べることが出来るんです。
マルチトールと言う天然由来の甘味料を使っているので、砂糖抜きでもきちんとした甘味を味わうことが出来ます。
まとめ
チョコは大好きで毎日食べていますが、血糖値を気にしているので私はチョコレート効果の95%というかなりハイカカオのものを食べるようにしています。
初めは苦いな~と思いましたが慣れると甘みもちゃんと感じますし、とてもおいしいですよ。
高カカオのものは砂糖の量が少ないので、糖質制限中の方にもおすすめですよ。
また肝臓ケアにもよく、代謝をアップさせる効果が期待できることも紹介されました。
高血圧改善にも効果が期待できる「ポリフェノール」という抗酸化作用が強い成分が、肝臓にダメージを与える活性酸素を減らしてくれる効果が期待できるため、肝臓がしっかりと働けるようになり結果代謝アップにもつながるというものです。
こちらは食べ方にもコツがあるので、気になる方はこちらの記事もチェックしてみてくださいね。
あさイチ肝臓ケアにハイカカオチョコレートが効果的。ダイエットにも!