ためしてガッテンの鼻うがいのやり方。鼻づまり解消に効果的。

NHKためしてガッテンで放送された簡単にできてすっきりする、「ペットボトルを使った鼻詰まりの解消法」と「痛くない鼻うがい（鼻洗浄）のやり方」を詳しくご紹介します。

鼻が詰まると息苦しいですし、集中力もそがれとてもつらいですよね。
そんな時におすすめな方法です。

是非試してみてくださいね。

困った鼻づまりのメカニズムとは？

鼻が詰まると苦しいですし、できればすぐにでもスッキリさせたい！という方が多いのではないでしょうか。

鼻づまりと一口に言ってもその種類や原因は様々で、例えば

・花粉症
・ダニやハウスダスト　といったアレルギー性鼻炎
・ちくのう症（慢性副鼻腔炎）
・風邪（感染症鼻炎）

というように分類することができます。

鼻甲介は細菌やアレルギー物質に多く触れると過剰に反応して腫れてしまいます。
これが左右同時に起こると息苦しくなってしまうというわけなんですね。

点鼻薬はこのような苦しい状態のときにさすと、瞬時に腫れが小さくなるため鼻が楽になるという仕組みになっています。

ペットボトルで鼻づまりを解消する方法

ですがまずは薬に頼らず、手軽に改善出来たら嬉しいですよね。
そこで今回はペットボトルを使った、簡単にできて薬に頼らない解消法をご紹介します。

用意するもの

ペットボトル

やり方

1、つまっている鼻と反対の脇を開いて、脇の下にペットボトルを入れて無理のない力で当てる。

2、脇の下を閉じて、ペットボトルを挟み、脇の下あたりを圧迫する。

3、この状態を20秒キープする。

これでつまりがすっきりします！
嘘みたいな方法ですが、実際に検証してみたところちゃんと改善されていました。

ちなみに手ごろなペットボトルがない場合は自分の握りこぶしで行っても大丈夫です。
その場合は、挟む脇と反対側の手を握ってこぶしにして挟んでください。

どうして脇の下を圧迫すると治るの？

脇の下にある交感神経を刺激することで、鼻甲介の腫れがひくからなんです。

人間の体って不思議ですね。

ペットボトルとこぶし、両方を試してみましたがペットボトルの方が挟んだ状態で他のことができるのでおすすめです。
こぶしだと手が使えなくなってしまいますもんね。

ですが出先などではこぶしの方がいいな、とも思いました。
臨機応変に試してみてください。

点鼻薬の選び方

続いて点鼻薬を使った方法もご説明したいと思います。
もちろん適切に使えば効果的ですし、楽になることができます。

市販の点鼻薬には2つの種類があり
・鼻水を抑えるタイプ・・・抗アレルギー薬など
・鼻づまりを解消するタイプ・・・血管収縮剤など
に分けることが出来ます。

血管収縮剤入りの点鼻薬を2週間以上使用しても効果がない場合は耳鼻科に相談してください。

注意点

効果のある点鼻薬ですが、間違った使い方をすると大変なことになるので注意が必要です。

点鼻薬の中には上でもご説明した通り、「血管収縮剤入り」というものがあります。
これは血管を収縮させて鼻甲介を縮ませる効果を持っています。
その効果は一時的なものです。

しかも血管をなかば強制的に縮ませるものなので、使いすぎてしまうと血流が悪くなり周りの組織が変性してしまうこともあるんです。

使う際は使用上の注意をきちんを読んで使用することが大切です。

鼻うがいが効果的！痛くない「新鼻うがい」の仕方

最後に鼻づまりの解消方法として効果的な「鼻うがい」のやり方をご紹介します。

インドには「ジャラネティ」というインドヨガにも伝わる体の浄化法の1つである鼻うがいの方法があり、片方の鼻から水を入れ、もう片方の鼻から出すという方法があります。
これは少し難易度が高いですが、ガッテン流の鼻うがいの方法なら痛くありません。

その方法をご説明します。

用意するもの

0.9％濃度の食塩水（水200mlに塩およそ2g、水温はおよそ37度がおすすめです。）
水が噴射する容器

容器は先端がとがったものは使わないのがポイントです。
容器は2週間に1度漂白剤などで消毒し、必ず清潔にしてください。
薬局などでも手に入るほか、ネットでも購入可能です。

ハナクリーンS ハンディタイプ 鼻洗浄(鼻うがい) 150ml 日本製

やり方

1、ノズルを鼻筋に沿うように少し上向きにして鼻穴に入れる。

2、顔を下に傾けて水を噴射する。
水が奥に入らないように「あ～」と声を出す。

3、鼻の中に残った水を出すためにティッシュで優しく鼻をかむ。
これで完了です。

初めは少しコツがいりますが、慣れるとさっとできるようになります。
私もやるときがありますが、個人差はあると思いますは私は楽になりますよ。

鼻づまりが原因で発達に影響が出るケースも

鼻づまりが原因で熟睡できないと成長ホルモンの分泌に影響があり、背が伸びないなどの成長に影響が出る場合があります。
また発達に影響が出る場合もあります。

あるケースでは手術で鼻づまりを解消したところ、発達がぐんと伸びたケースもあるそうです。

成長ホルモンは代謝を活性化させる役割があり、少なくなると体調不良や肥満、肌荒れ、慢性疲労などにつながります。
そのため、子供の鼻詰まりも軽視せず医療機関などで適切に指示を受けることが大切ですね。

少しでも快適な日常を送れるように、いくつかご紹介した方法がお役に立つことができれば幸いです。
是非試してみてくださいね。

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