疲れの原因の1つともいわれている「自律神経の乱れ」ですが、食事や睡眠、入浴法を変えることで改善につながることがあります。
中でも食事の面では、低脂肪高たんぱく質の鶏むね肉が自律神経を整えてくれる食材として効果的です。
今回は鶏むね肉の効果やおすすめの食べ方、疲れを取るための生活習慣のポイントもあわせてご紹介します。
疲れが取れない方は是非試してみてくださいね。
目次
疲れの原因は「自律神経」!!
実は疲れは脳が疲れていると感じていることがほとんどなんだそうです。
体の疲れかと思っていたら脳が体を動かさないために防御反応としてそういった指令を出しているということもあるんです。
体に疲れていると錯覚させることで強制的に体を休めさせているんですね。
ではなぜ脳が疲れるかと言うと「自律神経」が完成しています。
自律神経の調子が悪くなると体の調子が悪くなるんです。
「自律」とは自ら規則を作ってそれに基づきコントロールしていくという意味ですが自律神経は体の隅々に指令を出している司令塔の役割を持っています。
脳の中で無意識に働く存在なわけですが、うまくコントロールできると体も上手に使うことが出来るんです。
自律神経はどうして疲れてしまうのかと言うと・・・
・スマホ・パソコンの使い過ぎ
・ながら食べ
・冷暖房による急激な寒暖差(冷え症の原因にも!)
このように自然界に反する行為は自律神経を乱れさせる原因になります。
また、熱いお風呂に入るということも自律神経が汗をかいたり心拍を早める指令を出すので負担がかかります。
自律神経の疲れに気付く6つのポイントとは?
・最近暑がり、もしくは寒がりになってきた。
・最近目がしょぼしょぼする。
・立っているとすぐ壁にもたれてしまう。
・家族の見ているテレビの音量が大きい、または小さく感じる。
・夜になるとむくみを感じる。
・最近目覚まし時計をかけても起きられない。
この項目であなたはいくつ当てはまりますか?
実は1つでも当てはまる人は脳の疲れがたまっている状態なんです。
3つ以上当てはまる人は要注意です!
自律神経が弱ってしまうと血圧の上下や血糖値の調整など、血液のコントロールが出来にくくなってしまいます。
その結果弱った状態が長く続くと、高血圧・心筋梗塞・脳卒中の発症リスクが高くなるんです!
これは怖いですね~!!!
普段から自律神経を疲れさせないことが大切なんです。
自律神経の疲れをとるための食事方法とは?
脳の疲れに有効な成分を豊富に含む食べ物として「鶏胸肉」が紹介されました!
鶏胸肉に含まれる抗酸化物質「イミダゾールペプチド」という栄養成分が疲労回復にとても効果的なんです。
この成分があるため渡り鳥は長距離を飛び続けることが出来るんです。
2週間摂取すると75%の人に疲労回復効果が見られたそうです。
1回では効果がなく、毎日1日100g摂りつづけることが大切だそうです。
熱にも強い成分なので、加熱調理しても大丈夫です。
また、寝る3時間前までに食べ終えることが大切です。
寝る直前に食べると消化吸収の作業で自律神経が疲れてしまいます。
おすすめ鶏むね肉レシピ
自律神経の疲れを取る入浴方法とは?
お風呂は39度が適温です。
熱いお風呂は体にとってはよくないんですね。
自律神経の疲れを取る睡眠方法とは?
寝る2時間前から部屋の明かりをオレンジ色にすると効果があります。
動物は夕焼け色を見ることで体が寝る準備を始めるんです。
また、いびきが出ている状態だと気道が細くなっているので心拍をあげて酸素をとりこもうとしています。
そのため体は疲れてしまうんですね。
解消法としては横向きで抱き枕を使って寝ると効果があります。
是非いびきが出る人はやってみてくださいね!