ガッテン尿漏れや頻尿を治すお尻体操のやり方。膀胱の柔らかさが鍵！

NHKガッテン！（ためしてガッテン）で放送された「尿漏れや頻尿を治すお尻体操のやり方」をご紹介します。
関係している膀胱の柔らかさのチェック方法、頻尿や尿漏れを治す簡単な方法もまとめています。

是非チェックしてみて下さいね。

尿の悩みは膀胱が固くなってしまうことにあった！

人間の膀胱は300ml～500mlの尿を貯めることが出来ます。
ですが膀胱が固くなってしまい、うまく機能しないと頻尿や尿漏れといった悩みが出てきますよね。

実はある「体操」でそういった尿の悩みが解決できることが分かったんです！
押してくださるのは順天堂大学医学部の泌尿器科の先生、堀江重郎先生です。

その体操とは、肛門を締めたり緩めたりすることがぼうこうを柔らかくするというものです。
骨盤には「骨盤底筋」という部分があります。
その骨盤底筋を使うことでぼうこうの血流が改善され、膀胱が柔らかくなります。
血液が酸素を運ぶことでやわらかくなるんですね。

つまり年齢に関係なく、体が冷えるようなこと・血流が悪くなるようなことをしてきた人は膀胱が固くなっている可能性があるということなんです。

膀胱は心臓から遠い位置にある臓器なので、血流の変化の影響を受けやすい臓器でもあります。
そのため軽度の不快尿はカイロで温めると改善することもあるんです。

不快尿を改善するお尻体操のやり方

では具体的な体操のやり方をご紹介します！

1、肛門をぎゅーーっと5秒間しっかり締め、そのあとぱ～っと緩める。
やるときの体勢は、
・座りながら
・つま先立ち
・寝ながら（腰を浮かせて）
などどんな姿勢でもOKですが上の3つの姿勢が特におすすめです。

2、目標は1日合計20回、少しずつでも毎日続けることが大切です。
早い人は4週間くらいで効果が現れ、3か月で多くの人が改善します。

是非毎日の習慣にしたいですね！

自分の膀胱の柔らかさを調べる方法

排尿するときの時間の長さはどんな動物もだいたい20秒前後ということがわかったそうです。
番組でも2017人の平均を測ったところ20.15秒でした。

これは野生の状況でも安全に出来る時間がこの時間なのではないか、ということでした。

年を取るにつれて長くなる傾向があります。

具体的には
＜男性の平均＞
～30代　17秒
40代　21秒
50代　23秒
60代　25秒
70代　28秒
80代～　31秒

＜女性の平均＞
～30代　13秒
40代　16秒
50代　18秒
60代　19秒
70代　27秒
80代～　29秒

という結果になりました。
自分の該当する年代の平均＋10秒以上かかっている場合は、膀胱が固くなり始めている可能性がある、
逆に10秒以下短い時間の人の場合は膀胱が固くなって尿を十分に貯めにくくなっている可能性がある状態なんだそうです。

気になる方は是非チェックしてみてくださいね！

頻尿を無理なく治す方法は「我慢」！？

頻尿に悩む方も少なくないと思います。
実は頻尿を治す方法は「我慢すること」にあるんだそうです！

膀胱は半分くらい尿が溜まると最初の尿意を教えてくれます。
そのため「念のためトイレ」を続けると尿の限界量を勘違いしてしまうため尿意が早くなってしまうんです。
解決する方法は「我慢すること」

我慢することで最初の尿意が伸びていき、徐々に限界量が伸びていきます。

無理なく我慢するコツは
1、自宅で練習するのがおすすめ
2、尿意が来たら少しずつ我慢の時間を延ばす。
3、2時間我慢できるのを目指す。

我慢するときに上で紹介したお尻体操をすると尿意がまぎれます。
ただし泌尿器科にかかっている人は医師に相談してから行ってくださいね！

男性の排尿後の尿漏れ

男性ならではの悩みと言えば「排尿後の尿漏れ」ですよね。
これは「排尿後滴下（はいにょうごてきか）」といいます。

実はこれにも膀胱の柔らかさが関係しています。
硬い膀胱の場合尿道に尿が残ってしまうことがあるんです。

解決する方法は会陰部をぐぐーっと人差し指と中指で押すと尿道に残った尿がしっかりと流れていきます。
悩んでいる方は是非試してみてくださいね！

まとめ

膀胱や尿の悩みは本当に苦しいですよね。
私も膀胱炎になったことがあり、死ぬかと思うほど苦しい思いをしたことがあります。

また産後、尿漏れをしてしまうことも以前は全くなかったのに経験するなど体も変化してきたので今回のお尻体操をしっかりやってみたいと思いました！

とっても簡単でテレビを見ながらでもできるのは手軽で嬉しいですね。
通勤中や旅行先などでもできるのも魅力です。

まだ特に症状がない方も予防になってとてもいいと思いました。
是非やってみてくださいね！

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