買ってきたアボカドがまだ硬いけれど、早く美味しく食べたいときってありますよね。
しっかり熟さないと硬くて全然美味しくありませんが、実はとても簡単な方法で早く熟させる方法『追熟』をさせることができるんです。
とっても簡単なので、是非試してみてくださいね。
2~3日かけて行う方法と、すぐに食べたいときにお勧めの方法両方をあわせてご紹介します!
(情報元:NHKあさイチ、スゴ技Q!)
目次
アボカドの簡単な追熟方法、バナナと紙袋を使う
今回追熟方法を教えてくれたのはトロピカルフルーツ栽培の達人、農学部教授の水野宗衛さんです。
水野さんは現在5種類のアボカドを栽培していて、みかんなどの産地での栽培転換を進められている研究者の方です。
そんな達人直伝の方法は・・
『バナナと一緒に紙袋に入れ、近くに置いておく』
という方法です。
このように紙袋の中に2つを入れて、軽く上の口の部分を折り返しておきます。
これでしっかり硬いものでも2~3日で追熟することができます。
ちなみに我が家で試した時は温かい季節だったからか1日で追熟できました。
どうしてバナナで熟すことができるの?
なぜバナナと一緒に置いておくと熟するのが早くなるかと言うと、バナナから出る「エチレン」というガスが関係しています。
このガスは果物が成長するのに必要な成長ホルモンの一種で、他のフルーツや果物も近くに置いてあると影響を受けるんですね。
紙袋が適しているのは、紙袋だと発生する炭酸ガスが適度に逃げるため効果がアップするからなんです。
そのため密封してしまうラップなどはこの方法には向いていません。
より早く追熟させるには、入れるバナナの本数を増やすとエチレンの量も多くなるので早く熟させることが出来ます。
また、バナナ以外にもリンゴでも可能です。
手に入れやすい方で試してみてくださいね。
注意するポイントは?
注意するポイントは、直射日光に当てず15~27度の室温に置いておくことです。
夏場だとかなり暑くなることもあるので、ちょっと涼しい室内に置いておくのがおすすめです。
やりすぎると腐ってしまうこともあるので、完熟を見極めながら毎日様子はチェックしてあげてくださいね。
追熟した後の保存方法は?
追熟した後の保存には冷蔵庫の野菜室(7~8度)が適しています。
4度以下に入れてしまうと低温障害が起こり中に黒い部分が出てきて、まずくなってしまうので注意してくださいね。
冬限定、こたつを使った方法
もう1つ、こたつを使った方法もご紹介します。
新聞紙にくるみ、こたつの中に入れて2日間置いておくと追熟させることができます。
冬限定の方法ですが、こたつを使っているご家庭にはお勧めの方法です。
電子レンジでも柔らかくなる
続いて、今すぐに美味しく食べたい!と言うときにぴったりな方法をご紹介します。
すぐに柔らかくしたい場合は「電子レンジ」を使ってください。
ラップをせずに様子を見ながらチンすると青臭さが抜けて追熟できるのでおすすめです。
とろっとした感じにはなりませんが、ホクホクした食感になり、これはこれでおいしいですよ。
ちなみに取った後の種は植えると育てることもできます。
根っこを制限するポットでの育て方もできるので、育ててみたい方は試してみてくださいね。
ちなみに柔らかさの見極めはこちらの記事にまとめています。
すぐに完熟を食べたいときは覚えておくと便利ですよ。
アボカドの食べ頃の見分け方。色・ヘタ・触感が大切!あさイチで紹介。
以上『アボカドの追熟の仕方』のご紹介でした。
是非試してみてくださいね。
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