NHKあさイチで話題になった『お湯を使ったあさりの砂抜きの仕方』をご紹介します。
実はアサリの砂抜きはお湯を使うことでとっても簡単に短い時間ですることが出来るんです。
適温と、おすすめのやり方、逆に効果のないやり方もまとめました。
急ぎで使いたいときにもおすすめですよ。
ぜひ試してみてくださいね。
目次
お湯でアサリの砂抜きをする方法!
実は砂抜きはお湯を使うととっても簡単に出来るんです。
なぜかというと、冷たい水の中にいるアサリがお湯に触れることでその温度にびっくりし、びっくりした拍子に砂を吐きだしてくれるからなんですね。
びっくりしてしまうなんてアサリさん、かわいいですよね。
砂をきちんと吐かせると、汚れなども一緒に吐き出してくれるので、買ってきたら使う前に必ず行うのがおすすめです。
やり方は・・
1、深さのある容器にアサリを入れる。
そこに温度50度のお湯を注ぐ。
2、5分くらい待つ。
最後に1分程度こすりあらいをお湯の中ですると汚れが取れてきれいになります。
たったこれだけです!
観察しているとわかるのですが、お湯を注いで割とすぐに口が開いてピピッと砂を吐きだします。
5分程度待ったら最後に砂が出た汚れたお湯を捨て、きれいに洗って料理に使ってください。
50度のお湯を作るには、同量の水と沸騰したお湯を混ぜると約50度にすることができます。
なぜ適温は50度なのか
ではなぜ50度のお湯がいいのかというと、あまり高い温度だとアサリが死んでしまって砂を吐いてくれなくなってしまうからです。
逆にぬるすぎてもびっくりさせることができないので、効果が弱まります。
50度って意外と難しい気がするのですが、給湯器の設定で設定できる範囲内のご家庭も多いと思うので、火傷に注意して50度に設定しお湯を作ってかければ大丈夫です。
我が家もこの方法をよく使いますが、我が家の場合は先に容器に貝を入れた後水を半分浸るくらいまで入れて、ケトルで沸かしたお湯を直接触れないようにして注いで温度調節をしています。
この方法でも死なず、きちんと砂を吐いてくれるのでおすすめです。
塩を入れる王道のやり方
「塩を入れる」という方法も有名ですね。
やり方は・・
1、3%の食塩水を作る。
水500mlに塩大さじ1が目安です。
2、あさりは重ならないように平らに並べる。
3、食塩水をひたひたに入れる。
新聞紙などをかぶせて1時間おいておく。
ちなみに塩を入れる場合でも浸しすぎは鮮度が落ちてしまうので、短い時間ですぐに料理に使うのがおすすめです。
ただ、うまみは舌が敏感な人が感じられるレベルでは塩を入れて砂抜きする方がうまみが残るそうです。
効果のないやり方・おすすめしないやり方
巷で言われている方法で、「釘を入れる」「新聞紙をかぶせて暗くする」などの方法がありますが、
「釘を入れる」のは全く効果がないそうです。
「新聞紙をかぶせる」というのは住んでいた環境に似せて暗くするという意味合いがあり、鮮度を保ちたい時に使う方法なので新聞紙だけだと砂抜きには実際あまり関係がありません。
常温で1時間置くとうまみがアップ!
また、砂抜き後に1時間常温でアサリを水の中に入れておくとうまみがアップします。
最後の力をふりしぼってうまみを出してくれるんですね。
簡単なので時間があるときにはやってみたいですね。
まとめ
この方法、少し前に知って私もそれから何度かやっていますが、本当にびっくりするくらい簡単ですし、短い時間で出来るので思い立ったときにやれて助かっています。
実際に何度かやってみた感想としては、ちゃんと砂が抜けていてじゃりじゃりしないのが一番のおすすめポイントですね。
短い時間だと本当に砂が抜けているのか心配になることがあると思うのですが、今のところ一個もジャリッという嫌な食感に当たっていないのでちゃんと砂が抜けているんだと思います。
すぐお料理に使いたい時に本当におすすめですし、びっくりして砂を吐く様子は見ていてもとても面白いのでお子さんと一緒に(火傷には注意しながら!)やるのもおすすめですよ。
以上『お湯を使った簡単なあさりの砂抜きのやり方』のご紹介でした。
ぜひ試してみてくださいね。
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