失敗しない、表面の飴がちゃんとパリパリになって上手にコーティングされて固まる『フルーツ飴の作り方』をご紹介します。
何度か挑戦して飴がうまく固まらず失敗していたのですが、繰り返し作るうちに成功することが出来ました。
上手に作るポイントは、砂糖と水の割合や、飴の煮詰め方、フルーツの選び方です。
失敗の経験をもとに失敗しない作り方を詳しくご紹介しますね。
目次
フルーツ飴が失敗する原因とは?
屋台でもおなじみの『フルーツ飴』、見た目もキラキラしていてとてもかわいいお菓子ですよね。
最近自宅でも作れると話題になっていたので、さっそく作ってみました。
しかし、なんと3回くらい失敗!
(失敗しないというレシピだったのに・・・笑)
色々調べたところ、失敗してしまった原因が分かったのでそこを変えてみたら見事成功しました。
自宅で作ろうと思ってうまくできなかった・・・という方は決して少なくないと思うので、失敗してしまった原因と解説法を詳しくご紹介しますね。
1、砂糖の水の割合
1つ目のポイントは『砂糖と水の割合』です。
実は初めサイエンススイーツのレシピを参考に作ってみたのですがそこで紹介されていた割合が
砂糖 200g
水 80ml
でした。
※サイエンススイーツのレシピ本はこちらです。
不思議なお菓子レシピ サイエンススイーツ
その通りに作ってみましたが、うまく固まらない飴が続出!
実はベストな砂糖の割合というものがあり、『砂糖:水=4:1』これがベストなんですね。
特に初心者の方はこの割合を守って作ったほうが失敗しにくいと思います。
サイエンススイーツの割合だと水が多め。
これは飴がフルーツに絡みやすくなるというメリットもあるようですが、しっかり煮詰めてもうまく固まらなかったので
砂糖 200g
水 50ml
で作ってみたところうまく固まってパリパリになりました。
この割合、すごく大切なので絶対守ったほうがいいです。
2、煮詰める温度
さらに飴を煮詰めて、フルーツを絡める『温度』もすごく大切です。
これまたサイエンススイーツのレシピでは140度と紹介されていたのですが、140度だとうまくいったりいかなかったり・・・
これも色々調べたところ、155~160度だとパリッと仕上がることが多いようでした。
そこで温度をもう少し上げてみたところ、うまくパリパリに!
140度だと少し煮詰めるのが甘かったかな~と思いました。
※ただ、このレシピでもうまくできるケースもあるようなので一概には言えません。
私はうまくできず、温度を変えてみたらうまくできたのであくまでも一例として。
3、フルーツの選び方
最後のポイントは『フルーツの選び方』です。
これも、ものすっごく大切なポイントになります。
初めに私が選んだ果物は自宅に合った
キウイ・バナナ・パイナップル・オレンジ
だったのですが、実はこれらはすべてフルーツ飴には適していません笑
できないわけじゃないのですが、うまくできません。
適した果物は『皮がついた果物』です。
つまり、定番である
いちご・りんご
の他、
ぶどう・薄皮付きのみかん・さくらんぼ
などが該当します。
皮付きのもののほうが中の水分が表面に出てこないため、飴がうまくコーティングされはがれにくく、パリッと仕上がります。
どうしても他のフルーツだと水分が出てきてしまい、難しかったです。
オレンジは1粒1粒が皮のようなものに包まれているので、まだうまくいくのですがキウイフルーツは固まりにくかったです。
使いたい場合は、しっかり硬めのものを選ぶと飴がくっつきやすく、固まりやすいですが初めて作るなら皮付きの果物がおすすめです。
では作り方をご説明しますね。
パリパリ!失敗しないフルーツ飴
調理時間 | 30分 |
調理器具 | 鍋・竹串や爪楊枝・キッチンペーパー・クッキングシート |
レシピの分類 | デザート |
レシピの種類 | 日本料理 |
材料 作りやすい分量
好きなフルーツ 適量
水 50g(50ml)
砂糖(グラニュー糖)200g
砂糖は上白糖でも大丈夫です。
作り方
1、果物は表面に水分がついているとうまく飴が固まらないため、1個ずつしっかりとキッチンペーパーで水気を拭き取る。
数個まとめて、もしくは1個ずつ竹串に刺す。
上でもご紹介しましたが、キウイは不向きです。
使うなら実がしっかり硬いものを選んでください。
熟したものだと、飴に絡めるときに竹串から外れてしまいます。
2、鍋に砂糖、水を加えて火にかける。
この時絶対にかき混ぜないように注意します。
かき混ぜてしまうと結晶化して、ざらざらした食感になってしまいます。
鍋を傾けながら加熱するのは大丈夫です。
155~160度になったら鍋を火からおろす。
フルーツを手早く飴にくぐらせる。
ぶくぶくと大きな泡が立ち、しっかり煮詰めて少し色づくくらいが目安です。
料理用の温度計があると確実なのであれば使ってください。
140度より低い温度で作ると冷やしても固まらなくなってしまうので注意してください。
3、クッキングシートなどの上に並べ、表面の飴が固まってパリパリになるまで置く。
これで完成です。
冷蔵庫で冷やしても美味しく食べることが出来ます。
ちなみに画像で使っているスタンドはcottaさんのアクリルロリポップスタンドです。
これかわいいのでおすすめですよ~
cottaさんは製菓材料の専門店で、お菓子作りやパン作りが好きな方ならおすすめのお店です。
お菓子・パン作りの総合サイトcotta
以上『フルーツ飴の作り方』のご紹介でした。
サイエンススイーツはもう1つ、溶けないアイスの作り方もご紹介しています。
こちらは本当に溶けないので面白いですよ。
サイエンススイーツの溶けないアイスの作り方。寒天で簡単にできる。
フルーツ飴は子供受けも最高なので、是非作ってみてくださいね。
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