NHKガッテンで放送された「低栄養を防ぐ10品目チェックシート」についてご紹介します。
お肉不足によって低栄養になると数値が下がるアルブミンについてや、肉不足を解消する寝たきりを防ぐ10品目食品チェックシート表などご年配の方に特に意識してほしい食生活についてご紹介します!
お肉不足が低栄養に!?
今「低栄養」の危険性がある70歳以上のご年配の方が多いそうです。
3~4人に1人の割合でいるらしく、この時代に栄養失調になっているなんて驚きですよね。
低栄養は寝たきりになってしまうリスクも高くなってしまいます。
ですがほとんどの人が自分が低栄養とは気づいていないんだそうです。
とても怖いですよね。
特に「アルブミン」という値が4.0以下だと低栄養だといわれるそうです。
アルブミンは、少し聞きなれない言葉ですが「お肉」がポイントなんです!
お肉を日ごろ食べているかどうかで変わってくるんだそうです。
なのでご年配の親御さんを寝たきりにさせないための言葉は「お肉をもっと食べなよ」という言葉です!
どうして色々な種類があるたんぱく質の中でもお肉がいいのかというと、特に体内のたんぱく質量を増やす効率がいいのがお肉だからなんです。
ご年配の方だと大豆やお魚はよく食べる、という人は多いかもしれませんが1人暮らしだと余計にお肉はあまり食べない・・という人も少なくないと思うので意識して食べるようにしたいですね。
たんぱく質の役割とは?
お肉を食べると体内では一度分解されアミノ酸になり、その後バラバラになったアミノ酸が組み立てなおされます。
これが体内のたんぱく質です。
たんぱく質は筋肉を動かすカギの役割をしたり、肺炎を防ぐために肺炎球菌を目立たせて免疫システムを支える抗体の材料となったりします。
他にも血管を丈夫にしてくれる役割も持っています。
つまり体内の大切なパーツの役割をしているんですね。
寝たきりを防ぐ10品目チェック表!
寝たきりを防ぐために実際に使われている「10品目チェック表」というものがあります。
何かというと、
・肉
・卵
・牛乳
・油
・魚
・大豆
・緑黄色野菜
・芋
・果物
・海藻
の10品目です。
このうち半数がたんぱく質なんです。
チェックの仕方は量は気にせず、食べたものに丸を付けます。
1日で7つの丸がつけば合格ラインです。
1日3食の合計で丸をつければ大丈夫です。
7~8つの丸がつくように努力すると、体の衰えはだいぶ回復してくるそうです。
これは要介護を予防する取り組みとしてとても効果があるそうです。
また間食でたんぱく質を補うのもおすすめです。
チーズやヨーグルトなどいいですよね。
是非やってみてくださいね!
外食や宅配弁当が難しい人の場合
外食や宅配弁当が難しい人の場合は、市販のスーパーで売られているお弁当でも大丈夫です。
この場合、
・主食
・副菜×2~3程度
・主菜
が整ったお弁当を選ぶようにします。
幕ノ内弁当などの品数が多いものが特におすすめです。
メタボが気になる方はカロリーには注意して選び、牛乳などの乳製品をプラスするのもおすすめです。
是非意識してみてくださいね!
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