NHKガッテンの缶詰特集で話題になった『おいしい缶詰の賞味期限といつまでもつのか』『缶詰の食べごろの見分け方・種類別のおすすめ熟成期間』についてご紹介します。
長持ちする保存食としても便利な缶詰ですが、賞味期限を過ぎても食べることができるのか、缶詰工場の方が知っている食べごろの見分け方をご紹介します。
結構驚きの事実もありますよ。
是非チェックしてみてくださいね。
目次
缶詰はいつまでもつのか?賞味期限は?
缶詰はなんと理論的には半永久的に腐敗しないんだそうです!
驚きですよね。
ですが、缶詰の種類にかかわらず日本国内の商品は賞味期限が3年と定められています。
つまり賞味期限を過ぎてもすぐには食べられなくなるというわけではありませんが、あくまでも自己責任においてということになりますね。
ですが
・開封前の缶詰の見た目が膨らんでいる。
・缶を開けたときに「プシュッ」とガスが抜ける音がする。
・変なにおいがする。
こういうものは危ないので絶対に避けるようにすることが大切です。
缶詰の食べごろとは?
なんとツナ缶工場の方たちによると、ツナ缶は賞味期限が過ぎたもののほうが断然おいしいんだそうです。
びっくりですね~
時間を置いた方が出来立てよりも熟成され、まろみが出ておいしくなるんだそうです。
これを『缶熟』と呼んでいるんだとか。
缶詰は加熱によって食材のコラーゲンが溶けて隙間ができます。
その隙間に調味液の塩分がゆっくりしみこんでいくため、出来立てよりも時間がたったときのほうがおいしいということなんですね。
スペインでは缶詰に熟成期間が書かれているものまであるんだそうです!
缶詰の種類別おすすめ熟成期間
今回缶詰博士の黒川さんが登場し、種類別の熟成期間を教えてくれました。
缶詰博士さんおすすめの熟成期間がこちらです。
果物缶
製造されてから半年以上経ってから。
シロップがしみこむのに半年以上かかるそうです。
野菜・穀物・豆類
例えばスイートコーンは買ってきてすぐがおいしい。
皮が柔らかくなっていってしまうためです。
オイル系
賞味期限が迫っているくらいが食べごろです。
味噌・しょうゆ系
賞味期限が迫っている、もしくは1年~1年半くらい経ってからの方が味がなじんでおいしくなります。
水煮系
賞味期限が迫っているものの方がおいしくなります。
以上『缶詰の賞味期限と熟成期間』のご紹介でした。
種類によっても変わってくるので、是非覚えておきたいですね。
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