NHKガッテンで放送された「股関節腰痛を改善する足パカパカ体操・おしりフリフリ体操・四股スクワットのやり方」と股関節腰痛か見極める「猫背チェック法(四つん這いチェック法)のやり方」をご紹介します。
股関節が上手に使えていないと腰痛の原因になることもありますが、動きをよくすることで予防することもできます。
股関節腰痛とは?
股関節とは体重を支えてくれる関節の部分のことです。
階段を上ったり、しゃがんだりするときにも使われている関節です。
ではその股関節が関係している腰痛「股関節腰痛」とはどんな症状が出るのか気になりますよね。
特徴としては
・あぐらがかけない
・足が上がらないので立ったまま靴下がはけない
・階段が辛い
・立ち上がりにくい
などがあります。
ではうまく動いていないとどのような弊害があるかと言うと、
・かがんでものを取るとき
・階段を上るとき
などに腰への負担が大きくなります。
ただ歩いているだけでも動きが悪い人に比べ2倍程度の負担の違いがある場合もあるそうです。
猫背チェック法
四つん這いになり、お尻を下げたり、戻したりしたときに猫背になっていると股関節がうまく動いていないサインです。
立った時に猫背になっていなくても、四つん這いになり猫背になっている人は要注意です。
お尻を引くときに股関節の部分で大腿骨がなめらかに動くと猫背にはなりません。
うまく動かないと背中が猫背にならざるえないため、股関節の動きのチェックができるんですね。
ですが改善を心掛ければ猫背から正常な、股関節がスムーズに動くようになるようにすることができます。
その方法が「足パカパカ体操などの股関節体操」です!
股関節体操のやり方
足パカパカ体操のやり方
椅子に腰かけて足をひざからパカパカ動かすだけ、です。
ポイントは「力を抜いてやる」という点です。
椅子に座って、自分が一番楽な姿勢をとり足を左右パカパカ開きます。
無理に足を開けなくても大丈夫です。
足の広げ方やスピードも自分が楽なスピードや広さでOKです。
1日10回×2セット行います。
おしりフリフリ体操
立ってできる体操のやり方です。
足を軽く開き立ち、ゆっくり左右に腰を動かします。
顔の位置は変えないように心がけるのがポイントです。
四股スクワット
外側と内側の筋肉をバランスよく動かすのでおすすめの運動です。
やり方は・・・
1、両足を肩幅より広めに広げて立つ。
2、つま先は斜め前に。
背筋を伸ばし、身体をやや前に傾けながらゆっくりと腰をおとしていく。
1日10回、2セット行います。
とっても簡単ですよね。
股関節の周りだけでも23の筋肉が存在しています。
その中でも直接つながっている筋肉が「深層筋」です。
これは奥深くにある小さな筋肉で、股関節の安定化とスムーズな動きに不可欠な筋肉です。
ただし、深層筋は運動不足などで使っていないと大きな筋肉に頼ってしまい、怠けやすいという特徴があります。
パカパカ体操をするとこの筋肉がしっかり伸縮するため、本来の力を出せるようになるというわけです。
効果は?
この運動で番組に登場した方は1日10回以上行って猫背の背中の丸まりが和らぎ、腰痛も緩和されたそうです。
すごいですねー!
また2ステップテストという歩幅の長さをはかり運動性を測定するテストの結果もよくなっていました。
靴下も立ったままはけなかったのが、履けるようになった方もいました。
股関節の動きは日ごろの体の動きにも大きく関係しているんですね。
まとめ
一口で「腰痛」といっても色々な種類があるんですね。
股関節の動きをよくするのは腰痛だけではなく日々の体の動きにもよさそうです。
是非痛みのない範囲で試してみてくださいね。
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