NHKためしてガッテンで話題になった『ミニトマトで作る甘いドライトマトの作り方』をご紹介します。
ドライトマトが電子レンジのオーブン機能で短時間で作れるレシピです。
中が半熟状に仕上がりとっても甘くなるレシピと、より乾燥させてオリーブオイル漬けにもぴったりなレシピ、また自然に干して完全に乾燥させる方法まで詳しくご紹介しています。
それぞれ味に特徴があり、どれもおいしいですよ。
ちなみにどれも塩、オリーブオイルなどは使わずにシンプルにミニトマトだけで作るので塩分が気になる方にもおすすめです。
是非試してみてくださいね。
目次
種類別の特徴と保存期間
まず初めに今回ご紹介する3パターンを、特徴別にまとめました。
それぞれ味の特徴や保存期間が異なるので、レシピを選ぶ際の参考になれば幸いです。
種類 | 調理時間 | 味の特徴 | 保存期間の目安 |
---|---|---|---|
ガッテン流なんちゃってドライトマト | 1時間20分 | ダントツで甘い | 保存はきかない |
セミドライトマト | 1時間~2時間 | 甘みと酸味 (酸味強め) | そのままの場合は早めに。 冷凍・オイル漬けにするとかなり日持ちがする |
ドライトマト | 丸1日~ (季節で異なる) | うまみが凝縮 | カビさえ生えなければ半年以上 |
ではまず、ガッテン流の一番手軽に作れるものからご紹介しますね。
甘いドライトマトの作り方
このレシピはためしてガッテンで話題になった方法です。
『なんちゃってドライトマト』なので、完全にドライになるわけではなく半熟のような感じで外は乾燥していますが中はとろっと仕上がります。
いわゆるセミドライよりもう少し生っぽい感じですね。
ただし甘みが半端なく、とーっても美味しく仕上がるおすすめのレシピです。
より乾いた感じに仕上げたい場合の方法も後程ご紹介しますね。
レシピの分類:副菜
レシピの種類:日本料理
材料 作りやすい分量
ミニトマト 適量
オーブンシート 1枚
メモ
キッチンペーパーでは代用できないので注意してください。
レシピ動画
作り方を約1分のレシピ動画にまとめたので是非ご覧ください。
ガッテン流の作り方と、この後ご紹介するより乾燥した仕上がりになる2パターンをご紹介しています。
続いて画像とテキストでも詳しく作り方を解説しますね。
作り方
1、ミニトマトはヘタを取り、半分に切る。
2、塩はふらずにオーブンシートを敷いた天板の上に並べる。
切り口は必ず上にしてください。
3、180度のオーブンで20分加熱する。
4、蓋を開けずに1時間おく。
これで完成です。
1時間20分で出来るとてもお手軽な半熟ドライトマトです。
特徴としては加熱するのでかなり甘みが引き立ち、酸っぱさなどが和らぐという点です。
私はトマトが苦手なのですがこれは本当に甘くなって美味しいのでかなり好きです。
より乾燥させたセミドライトマトの作り方
もう1つ、よりかりっと乾燥させた作り方もご紹介しますね。
先ほどのなんちゃって版よりは水分が少なめの『セミドライトマト』です。
こちらはガッテン流より酸味が際立つ味に仕上がります。
1、切り口を上にしてオーブンシートの上に並べる。
2、120度のオーブンで約1~2時間加熱する。
途中で何度か、焦げていないか注意して確認してください。
きっちり2時間加熱する必要はなく、好みの感じに仕上がっていれば途中でも引き上げて大丈夫です。
ガッテン流より乾燥しているので、保存性が高くなります。
ただし中はまだ柔らかい感じが残るので、冷蔵庫で保管して早めに食べきるようにしてください。
オリーブオイル漬けにして冷蔵庫に入れるとより保存性が高まりますよ。
このオリーブオイル漬けはパスタのソースにしたり、パンにつけてもとってもおいしいです。
栗原はるみさんのセミドライトマトのパスタのレシピ。絶品です。
完全に乾燥させるドライトマトの作り方
最後に、完全に水分を抜いて保存性を高める『ドライトマト』の作り方もご紹介します。
これはいわゆる『干し野菜』で、自然に干して乾燥させます。
この方法だとカビさえ生えなければ半年以上とかなり長い期間保存可能になります。
1、ミニトマトは横方向に切り、種をスプーンで取り除く。
種はケチャップと混ぜるとトマトソースっぽく使えます。
2、切り口を上にして、重ならないようにざるの上に並べる。
3、天気のいい日に完全に水分が抜けるまで干す。
目安は夏場などの季節であれば1~2日、冬場だと3~4日間です。
家の中でも大丈夫ですが、必ず風通しのいい場所で干すのがポイントです。
完全に乾燥させればおやつに持ち歩いたりもできますよ。
注意点
途中でもしカビが生えてしまったら残念ですが破棄してください。
カビが生えないようにするポイントはなんといっても風通しです。
特にミニトマトは夏野菜なので、夏場の暑い時期にお日様の下で干せば失敗なく作りやすいです。
梅雨の時期、冬場は注意してください。
ドライにするメリット
トマトはうまみ成分のグルタミン酸が収穫後増加しますが、12日でなんとその量は2倍にもなります。
ドライトマトにすると水分が飛び、グアニル酸という違った種類のうま味成分も誕生します。
グルタミン酸とグアニル酸は相乗効果があるので、よりうまみがアップするんですね。
トマトのぐちゃっとした感じが苦手な方もドライすることで食べやすくなりますし、かりっとさせたタイプは保存性も高くなります。
ご自宅で栽培されている方などは、夏になると一気にたくさん収穫できてしまい保存に困ることもあると思います。
生のままなら水につけて保存する、という方法もおすすめですが
ミニトマトの保存方法。鮮度が長持ちする冷蔵・冷凍・乾燥別に紹介。
それ以外なら乾燥させるのはかさも減るので便利ですよ。
私は生のトマトが大嫌いなのですが、今回ご紹介したセミドライ~ドライにするとどれもおいしく食べられるのでトマト嫌いの方にもおすすめです。
是非試してみてくださいね。
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ためしてガッテンのレシピ108品まとめ。便利で画期的な料理集。