NHKごごナマ、助けてきわめびとで放送された「氷を使ったごはんの炊き方」をご紹介します。
お米マイスターの方が教えてくれる、氷を入れることで低い温度からじっくりと火が通るので、簡単に各段に美味しく炊くことができます。
是非試してみてくださいね。
なぜ氷を入れるとご飯が美味しく炊けるの?
なぜお米を炊く際に氷を入れると美味しく炊き上がるのかというと、温度とお米の吸水率が関係しています。
兵庫県立大学の研究によると炊く際の温度が低い方がお米の吸水率が上がることが分かっています。
吸水率が高くなるとアミラーゼという糖を分解する酵素が活発になるため、お米の甘みがアップする効果が期待できます。
ちなみに浸水させて2時間後から吸水率が上がるので、しっかり浸水させておく方が甘みがっプします。
出来る限り低い温度から炊くのがポイントなので、氷を使う以外にも炊飯器ごと冷蔵庫に入れて冷やしておくのも効果があります。
氷を使ったごはんの炊き方
では、氷を使った炊き方を詳しくご紹介します。
材料
しっかり計量したお米
水
氷 1合に対して1個
作り方
軽量の仕方
まず研ぐ前に大切なのが正しい量で計量するということです。
ここが適当になってしまうと、水加減がきちんと決まりません。
正しいやり方がこちらです。
1、計量カップにたっぷり山盛りお米を入れ「トントン」と打ち付けるようにして5回程度トントンして空気を抜く。
2、これで正しい1合分を計量すると水加減がぴったり決まります。
研ぎ方
続いて研ぎ方をご紹介します。
1、研ぐのではなく、ポイントは「洗う」という方法です。
洗いすぎは美味しさがなくなってしまうので注意が必要です。
お釜にお米を入れ、水を入れて軽く混ぜ、拝むように両手でそっと包み優しくこすり合わせるようにします。
水を変えながら3回繰り返します。
水は白さが残る程度で大丈夫です。
この白いものはうまみ成分なので、残る程度の方が美味しく炊き上がります。
氷の入れ方
1、炊飯器に洗ったお米を入れ、1合につき氷を1個入れる。
2、炊飯器のお釜のラインまで水を注ぎ入れる。
この状態で2時間浸水させる。
3、普通に炊く。
炊き上がってからのコツ
1、炊き上がったらしゃもじで十字に切るようにする。
1/4ずつ底から返すようにして空気に触れさせ、切るように混ぜる。
1粒1粒が立ち、美味しくなります。
2、器に盛り付け、完成です。
是非作ってみてくださいね。
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