テレビ番組のためしてガッテンや林修の今でしょ講座でも話題になった【甘酒の健康効果】をご紹介します。
ダイエットや美肌効果の他に、快眠、血圧を下げる効果もあると言われている甘酒ですが、米麹から作られるノンアルコールのものと酒粕から作られるものがあります。
それぞれの特徴や効果、おすすめの飲み方をまとめました。
是非用途に合わせて活用してみてくださいね。
目次
甘酒の健康効果とは?
甘酒は「飲む点滴」とも言われています。
主な栄養素は
・ビタミンB群
・アミノ酸
・ブドウ糖
・オリゴ糖
と栄養たっぷりで、体に吸収されやすいという特徴があるんです。
実は甘酒には2種類あり
・酒かす
・米麹
この2つから作る方法に分けることが出来ます。
酒かすは日本酒を精製した後に残る搾りかすで、お湯、砂糖、塩を加えて作られています。
そのためアルコールが含まれているため、お子さんや運転前の方、アルコールがダメな方は飲むことができません。
それに対して米麹で作るものは水洗いした米に麹菌を加え、4日間かけ菌を繁殖させ、米麹が作られます。
よくスーパーでも売っていますよね。
板麹などを発酵させれば家庭でも米麹の甘酒を作ることができます。
こちらにはアルコールがないので、小さい子供でも飲むことが出来るというわけです。
もちろん市販でも現在は様々な種類が売られています。
マルコメ プラス糀 米糀からつくった糀甘酒 125ml×18本
ではそれぞれどんな特徴があるのかご紹介したいと思います。
睡眠の質を上げる酒粕の甘酒
酒かすの甘酒は質の良い睡眠をとるのにとても効果的です。
含まれている「清酒酵母」というものが、深い睡眠を作る「アデノシン」という成分を活性化せることがわかっています。
これを摂取することで質の良い睡眠が10~20%アップするんだそうです。
質の良い睡眠をとると、
・脳や体がリフレッシュする
・記憶を整理整頓できる
・成長ホルモンが分泌され体を修復する
・免疫力がアップする
と嬉しい効果がたくさんあります。
飲むタイミングは寝る1~2時間前が最適で、コップ1杯程度がおすすめです。
質のいい睡眠をとりたい方はこちらがおすすめですね。
血圧上昇を抑える効果がある米麹
米麹の甘酒に含まれる「ペプチド」という成分が血圧上昇を抑える効果があることがわかっています。
私たちはストレスがかかると血液中のホルモンを悪い働きをするホルモンに変化させてしまいます。
このホルモンは血管を収縮させ、尿で出るはずの塩分をでなくさせてしまいます。
しかしここにペプチドが入ると悪い酵素とホルモンが結びつくのを防いでくれるため、高血圧予防に効果があるというわけです。
高血圧予防にも
高血圧予防におすすめな、専門医の先生おすすめの食べ方をご紹介します。
生姜を足す
身体を温めてくれる効果もある生姜ですが、血圧にも効果が期待できます。
使い場合、生姜は皮ごとすりおろすのがポイント。
そうすることでさらに血圧を下げる効果が期待できます。
飲むのは朝飲むのがより効果的です。
ただ、高温に弱いので、常温もしくは冷やして飲むのがポイントです。
ヨーグルトに入れる
さらにヨーグルトに入れる食べ方も紹介されました。
無糖のプレーンヨーグルトに1:1で入れる食べ方がおすすめです。
砂糖が入っていないヨーグルトでも米麹の自然な甘みがつきおいしくなりますよ。
目の下のクマが改善される効果も
現在研究中だそうですが、血流が改善されるため、「目の下のくま」が改善されたというデータがあるそうです。
これはくまで悩んでいる人には嬉しいですね!
1ヶ月のみ続けて効果が出ていたそうです。
目の下にクマが出来るのは、睡眠不足などで血液の流れが悪くなり、その黒ずんだ色が皮膚が薄いため目の下だとよくわかってしまうのが原因です。
それが甘酒の効果で血のめぐりがよくなるため、徐々に色が薄くなると思われているんだそうです。
ちなみにこの効果は酒かすの甘酒・米麹の甘酒両方を摂取した際のデータで、どちらか一方の効果とはわかっていないそうです。
どちらも血流の改善には効果がありそうなので、好みの方を継続して飲むのがよさそうですね。
善玉菌で免疫力が上がる
米麹で作られた甘酒には腸内環境を整える効果があるので免疫力がアップします。
お米を麹菌によって発酵させているため、「善玉菌」を取り入れやすいんです。
人間の体の免疫は様々な形で働いていますが、実は体全体の免疫細胞の約60%は腸にいると言われています。
その集まっている免疫細胞を甘酒の善玉菌が活性化してくれるというわけなんです。
腸は限られたスペースの中で、善玉菌の割合が増えるため体にとてもいい影響を及ぼしてくれます。
栄養が豊富なため、善玉菌に栄養を与えてもくれるんです。
もともと自分がもっている善玉菌も元気にしてくれる上、善玉菌自体を摂りいれることが出来るためとても効果が高いんですね。
最近は「腸内フローラ」もかなり有名になり、腸内環境を整えることは人間にとってとても大切と言うこともわかってきました。
それに一役買ってくれるということなので、是非とも飲みたいですね!
ちなみに免疫力をアップさせる効果を試すには、まずは1週間継続して飲むのがいいそうです。
美肌効果も高い
さらに米麹のものには活性酵素が減り、肌荒れ予防や肌の老化防止に効果があります。
また、そのまま飲むよりも+αをするとより効果がアップすることがわかっています。
そのおすすめの食材をご紹介しますね。
+αで美肌効果がアップする食材とは!?
甘酒に+するとより美肌効果がアップする食材はこちらです。
豆乳
豆乳に入っている大豆イソフラボンは抗酸化物質で、活性酵素をやっつける働きをするためより効果がアップします。
ビタミンB群も豊富で、細胞の修復過程で再生をしてくれるためシワやシミの改善にも期待できます。
甘酒:豆乳=1:1程度でOKです。
豆乳入りのレシピはこちらでもご紹介していています。
豆乳甘酒ダイエットのレシピと効果。低カロリーで置き換えにも。
抹茶
抹茶にはカテキンやビタミンC、食物繊維が豊富に含まれています。
少し苦みが足され大人な味わいを楽しむことができますよ。
きなこ
きなこは食物繊維を補う効果が期待できます。
そのため糖質の吸収を抑えてくれる効果があります。
ただ飲むだけでなく、ちょい足しでより効果をアップさせて飲むのもいいですね。
まとめ
甘酒は昔からあるものですが、改めて科学的にもその効果が証明されてきていますね。
甘味もあるのでおやつにも最適ですし、おいしくて体や健康にもいいなんて最高ですよね。
カロリーはある飲み物なので、飲み過ぎはダイエットの観点からすると厳禁ですが、逆にあまりカロリーを摂取できず効率よくエネルギーを摂取したい時にはさらさらっと飲めるのでとてもいいと思います。
ダイエット中などもスナック菓子やジュースなどを口にするくらいならこれを選んだ方が体にもいいのではないでしょうか。
日々の暮らしの中に是非とも摂りいれたい食材ですね。
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