とろりとした食感が特徴的な『じゅんさい』ですが、NHKあさイチでも取り上げられたるみや美容、ダイエットに効果的として話題になりました。
特に秋田県山本町は全国一の産地として知られています。
初夏に旬を迎える食材でもあるじゅんさい、おすすめの食べ方とその美容効果を併せてご紹介しますね。
目次
『じゅんさい』ってどんな野菜?
そもそも『じゅんさい』はどのような食材かご存知ですか?
あまりスーパーでは見かけませんし、懐石料理などのお吸い物に入っているくらいで外食でもそれほど見かけない食材だと思います。
じゅんさいは『蓴菜』とも書き、ハゴロモモ科ジュンサイ属という分類の野菜です。
ハゴロモモ科はスイレン科の仲間と言われています。
実はじゅんさいは葉っぱやお花がスイレンに似ていて、水面に浮いた状態になるので仲間というのもうなずけますよね。
原産地はアジア、アフリカ、オーストラリアなどで旬は6月~8月になります。
昔から夏の風物詩ともいわれる食材で、きれいな池沼に生えた水草の若い茎葉を摘んだもの、それがジュンサイの正体です。
つまり水草を私たちは食べていたんですね。
じゅんさいの健康・美容効果とは?
では、ジュンサイにはどのような栄養と健康や美容に役立つ効果があるのでしょうか。
低カロリー、糖質はなんと0g!
まずカロリーや糖質を見て見ると、このようになります。
※全て100g中です。
カロリー | 5kcal |
タンパク質 | 0.4g |
糖質量 | 0g |
食物繊維 | 1g |
このように、とっても低カロリー、低糖質な食材であるということが分かると思います。
100g中5kcalしかないなんて驚きですよね。
食物繊維は100g中で見るとトマト同じだけあります。
低カロリーで食物繊維もあるため。便秘解消効果やダイエット効果なども期待できます。
ポリフェノールが豊富
さらに、抗酸化作用があるポリフェノールが豊富なのでアンチエイジングに役立ちます。
しわやたるみに効果的
また女性に特に嬉しい効果が、『しわやたるみ』を抑制する効果ではないでしょうか。
ジュンサイノサイドAという新たに発見された成分がコラーゲンやエラスチンを分解する酵素を抑制する機能を持っていることが分かっています。
つまり皮膚のしわやたるみを抑えてくれるんですね。
たくさん食べても低カロリー、低糖質なので安心して食事にプラスできる点も魅力の1つではないでしょうか。
おすすめの食べ方
お吸い物に入っているイメージが強いじゅんさいですが、他にもいろいろな食べ方があるのでご紹介しますね。
味噌汁に
お吸い物とほぼ同じですが、お味噌汁に入れても美味しく食べることができます。
つるっといけるので、暑い夏でも食べやすいですよ。
三杯酢和え
さっぱり酢の物にして食べるのも副菜にぴったりです。
一品加えたいときにもいいですよね。
わさびじょうゆで
簡単に副菜にするなら、わさびじょうゆで。
和えるだけなので簡単です。
とろろに混ぜて
すりおろしたとろろに混ぜると、新食感のとろろになります。
とろろごはんにプラスしたり、とろろそばなどに入れるのもおすすめです。
天ぷらに
もずくの天ぷらのように天ぷらにしても美味しいです。
揚げる時間は30秒で大丈夫。
外はさくっと、中はとろっと仕上がりますよ。
安藤食品 秋田 森岳 瓶詰じゅんさい特選 300cc
是非色々試してみてくださいね。
以上『じゅんさいの健康効果とおすすめの食べ方』のご紹介でした。
旬の時期に是非取り入れてみてくださいね。
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