9月6日のNHKあさイチのスゴ技Q!では「キッチンペーパー活用術」が特集されました!
フェルトタイプで作る和食のまぐろの漬け・「かつおぶた」で作る筑前煮や蒸し野菜の作り方、油揚げの油抜きやエンボスタイプを使った時短技、コーヒーフィルターの作り方などをご紹介します!
目次
フェルトタイプのキッチンペーパーで作る和食レシピ
1人目の達人はあさイチでもおなじみの日本料理3代目の野永喜三夫さんです。
野永さんが教えてくださる技は、フェルトタイプを料理に使う方法です。
・魚介類のドリップ取りに
・濡らしたものをかけて素材の保水に
など様々なものに使うことが出来ますが、料理の下ごしらえやだし取りにも使うことが出来るんです!
まぐろの漬けの作り方
1、まぐろのさくをフェルトタイプのキッチンペーパーでキャラメル包にする。
バットに入れ、しょうゆ:みりん=2:1の割合で合わせたものをペーパーで包んだ上からかける。
表裏それぞれ大さじ1かけるだけでOK!
2、乾燥を防ぐためラップで包み、冷蔵庫に入れ1時間~ひと晩ねかせる。
「かつおぶた」で作る筑前煮の作り方
「かつおぶた」とは、かつおぶしを入れた落とし蓋のことです。
アクとり・出汁とり・落し蓋の3役をこなしてくれる優秀なものなんです!
1、鍋に水、砂糖、みりん、しょうゆを入れ合わせ調味料を作る。
2、鶏肉、にんじん、さといも、れんこん、ごぼう、しいたけ、こんにゃく、昆布などの具材を加える。
かつおぶしをキッチンペーパーの上に丸く乗せ、もう1枚を上に重ねる。
そのままそーっと鍋の上に持っていき、箸で真ん中あたりに穴をあける。
☆落とし蓋の役割と、穴をあけることでだしが対流してくれます。
アクを吸着し離さない効果もあります。
2枚が濡れてくっついているので、かつおぶしが漏れることもないんです。
すごいですね!
3、中火でだしが半分になるまで煮たら火を止める。
少し置き味が染み込んだら、冷めたらかつおぶしとキッチンペーパーの「かつおぶた」を取りだしを絞る。
4、だしをかけながら少し煮たら完成です。
注意点
☆「かつおぶた」は肉じゃがやトン汁にもおすすめです。
☆エンボスタイプは加熱されることを想定されていないので、使えないことはありませんが使う際は注意して使ってください。
料理の手間を省く時短技!
2人目の達人は料理研究家の小田真規子さんです。
小田さんが教えてくださるのはエンボスタイプとフェルトタイプ両方を使った料理の手間を省く時短術です!
香味野菜の下準備
エンボスタイプを使った方法です。
1、4つの折り厚みを出す。
2、にんにくをのせて刻む。
そのままフライパンへ!
☆まな板を洗う手間がなくなる。
チーズのカットに
エンボスタイプを使った方法です。
1、ペーパーを半分に切り、包丁を巻く。
2、そのままチーズを切ると包丁にくっつかず勝手にきれいに離れます。
包丁を洗う手間も省くことが出来ます!
確かにチーズってベトベト包丁にくっつくんですよね。
他にもバターや羊かんにも使える方法です!
洗う時も取れにくい食材なので、くっつかないというのはいいですね。
蒸し野菜に!
フェルトタイプを使った蒸し野菜の作り方です。
余分な油などを使わずに加熱でき、蒸すので栄養も逃がさず摂取することが出来ます!
ブロッコリーを蒸す方法
1、ブロッコリーを小房の同じ大きさに分け、水につけつぼみの部分に十分水を含ませる。
2、フェルトタイプのペーパーを4つに畳み、さらに半分に折り濡らす。
そのあと軽くきゅきゅっと2回絞る。
☆水がしたたり落ちないくらいが目安です。
3、お皿の上に2をしき、ブロッコリーを丸く並べる。
さらにその上に湿らしたペーパーをかぶせる。
500Wの電子レンジで2分温める。
4、蒸しあがったらすぐにペーパーを取らず、少しだけ蒸気を逃がし余熱で温め完成です。
じゃがいもを蒸す場合
電子レンジ500Wで4分かけるとホクホクになります。
他の根菜も同じようにこの方法でホクホクに仕上がります。
油揚げの油抜きに!
電子レンジとフェルトタイプを使い油抜きをする方法です。
1、ペーパーを折りたたみ濡らして軽く2回絞る。
2、ペーパーをひらき、真ん中に油揚げをのせ、ふんわりと包む。
3、電子レンジ500Wで30秒加熱すれば完成です。
イカの皮むきに
エンボスタイプをイカの皮をつかみひっぱると簡単に皮をむくことが出来ます。
イカ料理の下準備に活用できますね。
固くなってしまったパンをふわふわに
フェルトタイプのペーパーに固くなってしまったパンを包み、600wの電子レンジで10~20秒加熱します。
☆濡れていないペーパーで包みます。
それだけでパンがふわふわに復活します!
是非やってみてくださいね(*´ω`)
エンボスタイプは吸水力がスゴイ!
エンボスありとなしを比較した場合、ありの方が吸水力が2倍あることが番組の実験でわかりました。
エンボスタイプは2枚重ねになっていること、表面に凸凹がついていることから吸水力がアップしているんです。
デコボコはただの柄ではなく、ちゃんと機能性がありつけられているものだったんですね。
コーヒーフィルターの代わりにする方法
エンボスタイプはペーパーフィルターの代わりに使うこともできます。
使い方はシンプルに1枚そのまま使い、ペーパーの上に挽いたコーヒーを乗せてお湯を注ぎます。
おいしいドリップコーヒーが簡単に出来るので、是非やってみてくださいね!
おすすめの収納方法
突っ張り棒を活用すると邪魔にならず収納して使うことが出来ます。
DIYが好きな人にもおすすめです!
ちなみに我が家ではマグネットタイプのホルダーを使っています。
冷蔵庫にぴたっとくっつけることが出来るので、邪魔にならず便利ですよ。
まとめ
いつも油を吸わせたり、水気をしっかりとふき取る、掃除に使うくらいしか活用していなかったので、これから色々使ってみたいと思いました(*´ω`)
特に出汁袋と落し蓋を兼ねた「かつおぶた」はかなり使えそうですね!
和食大好きなので、簡単にだしを取れる方法はうれしいです。
チーズもよく食べるので、カットするときにやってみたいともいます(*´ω`)