NHKきょうの料理で放送された「香味乳酸キャベツ」の作り方レシピをまとめてみました。
井澤由美子さんの作り方で話題の乳酸キャベツですが、今回は干したみかんの皮としょうがの薄切りを加えて香り豊かに漬けたものです。
色々な料理にアレンジもできるので是非作ってみてくださいね。
目次
香味乳酸キャベツ
材料 容量1.5リットルの保存瓶1個分
キャベツ 1コ(1kg)
粗塩 小さじ4(20g) キャベツの重さの2%が目安です。
きび糖 小さじ1/2~1 または砂糖でも大丈夫です。
<A>
干したしょうが 適量
干したみかんの皮 適量
赤とうがらし 1本
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作り方
1、まず香味づくりをします。
しょうがは皮付きのままよく洗い、繊維を断つように薄い輪切りにします。
みかんの皮はぬるま湯で表面をよく洗って、3~4cm四方にちぎります。
それぞれざるに広げて3~6日間天日干しにする、もしくは、130℃のオーブンで20~30分間焼いてカラカラに乾かしておきます。
一度にまとめて干して、乾燥剤を入れた瓶に保存してもOKです。
2.、保存瓶の用意をします。
保存瓶は耐熱で容量1.5リットルのものを用意し、きれいに洗います。
最初に40℃くらいのぬるま湯を回し入れて温め、一度湯を捨て、沸騰した湯を回し入れてください。
やけどに十分注意して湯をよくきったら、清潔な布巾の上にねかせて蒸気を逃がしながら乾かします。
<作り方>
1、キャベツは洗って水けをきり、縦半分に切ります。
端から斜めに包丁の刃を入れ、繊維を断つようにしてせん切りにしてください。
2、少し切ったら向きを変え、角を落とすような感覚で、外側から芯のほうへと切り進めていきます。
残った芯は取り除いてください。
3、ジッパー付きの保存袋(大)にキャベツの半量を入れ、粗塩の半量を加えます。
4、袋の上からしっかりともんで、塩をなじませてください。
5、少ししんなりとしたら、残りのキャベツと粗塩、きび糖を加え、よくもんでなじませます。
6、Aをところどころに散らすようにして加え、空気をしっかりと抜いて袋の口を閉じます。
7、水の入ったペットボトルなどで1.5kg~2kgのおもしをして、3~6日間、夏場であれば1~2日間常温において発酵させます。
8、表面が泡立ってきたり、味をみて酸味が出てくれば発酵したサインです。
消毒した保存瓶に移して冷蔵庫におき、清潔な箸で取り出して使ってください。
日がたつにつれ、酸味とうまみが増します。
香味乳酸キャベツのつくね
材料 2~3人分
香味乳酸キャベツ カップ2
合いびき肉 250g
<A>
みりん 大さじ2
しょうゆ 小さじ1と1/2~2
酢 小さじ1
塩・コショウ 各少々
ごま油 小さじ1+大さじ1
作り方
1、ボウルにひき肉と塩、こしょう、ごま油(小さじ1)を入れ手で混ぜ合わせる。
そこに乳酸キャベツの汁気を軽く絞って加える。
粘りが出るまでさらによく混ぜ、10等分にして平たくつくねの形に丸める。
2、フライパンにごま油(大さじ1)を中火で熱し、1のつくねを並べる。
下側に焼き色が付いたら裏返し、蓋をして3~5分ほど蒸し焼きにする。
焼きあがったら器に盛り付ける。
3、2のフライパンの油を一度きれいに拭き、Aのみりん、しょうゆ、酢を入れて中火で煮立てタレを作る。
全体が沸騰し、とろみがついたら火を止め、2のつくねにまわしかけて完成です。
アレンジレシピ 乳酸キャベツと鶏肉の香味鍋
材料 2人分
香味乳酸キャベツ カップ2(300g)
鶏もも肉 1枚(300g)
せり 1ワ(120g)
昆布 5㎝四方1枚
塩
酒 大さじ2
作り方
1、鍋に昆布と水カップ3を入れ、30分ほど置いておく。
※最低でもできれば30分以上おくのがおすすめです。
昆布のだしが出ます。
2、鶏肉は塩少々をふってもみ込んだ後、一口大に切る。
3、せりは根元を切り落としてざく切りにする。
4、1の鍋を中火にかけ、沸騰したら酒、鶏肉、香味乳酸キャベツを加える。
蓋をして弱火にし、10~15分煮て肉に火が通ったら一度味をみて、塩で味を調える。
5、せりを少しずつ加え、火が通ったら完成です。
是非作ってみてくださいね。