NHKあさイチで話題になった電子レンジで簡単にできる『自家製梅シロップで作る梅ジュースの作り方』をご紹介します。
難しいイメージのある梅ジュース作りですが、電子レンジを使って梅エキスを作り、好きな濃さで割ってジュースにして楽しめるレシピです。
梅干しを漬けたりする必要がなく、完熟梅があればできるので是非作ってみてください。
目次
レンジで簡単!自家製梅シロップと梅ジュースの作り方
調理時間 | 20分 |
調理器具 | ボウル・ラップ・電子レンジ |
レシピの分類 | ジュース |
レシピの種類 | 日本料理 |
材料 作りやすい分量
梅エキス
完熟梅 7~8個(200g)
梅ジュース
砂糖やはちみつ お好みの量
水 150ml
今回ははちみつ大さじ1で作りました。
青梅を追熟させる方法
今回のレシピは手に入れば完熟梅で作るのがおすすめです。
ただ青梅しか出回っていない時期もありますし、青梅を使って作りたい場合もありますよね。
青梅は日にちをおけば完熟梅(に近い状態)まで追熟させることが可能です。
上の画像も左側が追熟させたもの(まだ青いものもあります)、右側は買ってきたばかりのものです。
比較してみると結構色が違うのがわかると思います。
方法はいくつかあり、
1、バナナと一緒にポリ袋や紙袋に入れておく。
2、ざるなどに重ならないように並べて置いておく。
など。
バナナは急ぎの時におすすめで、バナナから出る成長ホルモンのおかげで早く追熟させることができます。
今回もこの方法を使いました。
2のざるに乗せておく方法でも日にちをかければ徐々に青い色から黄色に色づいていきます。
これくらいになったものを使いました。
注意点
追熟は途中でカビたり、傷んでしまう梅が出ることがあります。
毎日チェックして、そのような傷んだ梅が出てしまった場合は必ず取り除くようにしてください。
ときになり口(ヘタの部分)はかびやすいのでよくチェックしてください。
ざるに乗せてじっくり追熟させる方法はこちらの記事にまとめています。
是非ご覧ください。
梅の追熟のやり方。青梅を完熟梅にする簡単な方法とコツを紹介。
レシピ動画
作り方を動画でもご紹介しています。
是非ご覧ください。
作り方
1、梅はきれいに洗う。
なり口のヘタを爪楊枝などで取り除く。
耐熱容器に入れてラップをかけ、1000Wの電子レンジで1分加熱する。
(600Wなら1分40秒加熱します。500Wなら2分。)
2、やけどに注意して取り出す。
1回でこれくらいのエキスが出てきました。
3、ラップを注意しながら外し、出てきたエキスを別の清潔な容器に取り出す。
4、同様に再度4~5回加熱する。
2回目以降は吹きこぼれることがあるので、様子を見ながら調節して加熱します。
3回目は1000Wで30秒加熱します。
600Wなら50秒、500Wなら1分です。
梅の皮が破れたらエキスが絞りきれた合図です。
5、ボウルにざるを重ねてキッチンペーパーを敷く。
エキスを注ぎ入れ、キッチンペーパーを使って濾して清潔な容器に移す。
これで梅エキスは完成です。
続いてジュースの作り方をご紹介します。
6、お好みの甘さになるように砂糖水を作る。
そこに5のエキスを加えて混ぜる。
濃度はお好みでどうぞ。
7、グラスに注ぎ、氷などを入れて完成です。
番組では200g分からとったエキスで約1リットルの梅ジュースが作れるとのことでした。
今回は完熟に近くなった梅が少なかったので、1リットル分作れるほどエキスが取れませんでした。
濾すと結構減ってしまうので、気にならない方は濾さずに使ってもいいかも。
150mlの水に大さじ1~2杯入れてみましたが美味しかったです。
梅酒と違いアルコールを含んでいないのでお子さんでも飲むことができるジュースで美味しいですよ。
エキスを絞った後の梅でなんちゃって梅干し
続いてレンチンした後に出る、エキスを取った後の梅で作ることができる簡易梅干し風の作り方をご紹介します。
捨ててしまうのはもったいないので、ぜひ活用してみてください。
材料
レンチン梅肉 50g(レシピは下記参照)
塩 2.5g~5g
赤紫蘇ふりかけ 小さじ1/2
作り方
1、梅エキスを絞った後の電子レンジで加熱した梅干しをたたき、梅肉にする。
2、1に塩、赤紫蘇ふりかけを加えて混ぜたら完成です。
塩は入れすぎると辛くなるので味を見て少しずつ調節してください。
このなんちゃって梅干し、梅マヨにするとすごく美味しいですよ。
もう1つ、この梅エキスで簡単梅酒も作ることができます。
簡単な梅酒の作り方。電子レンジで!少量から作れるレシピ。
以上『梅エキスと梅ジュースの作り方』のご紹介でした。
是非作ってみてくださいね。
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