フジテレビ系列梅沢富美男のズバッと聞きます!やNHKあさイチでも話題になった『きくらげの美味しい戻し方2通り』をご紹介します。
お湯を注いで戻すという方も多いと思いますが、実はそれだと細胞壁が壊れてしまい栄養素が流れ出てしまうためできれば避けたほうがいい方法なんです。
そこでおすすめなのが『氷水』を使う方法です。
氷水を使うとうまみたっぷりに戻すことができますよ。
ただそれだと時間がかかるので、『お湯+砂糖+炭酸水』で早く戻す方法もご紹介しますね。
この方法なら30分で同様にプリプリに戻すことができます。
実際に2通り試してみて、戻したきくらげの味と食感の違い、戻し汁の味の違いまで検証してみました。
きくらげ戻しの決定版!?です。
是非試してみてくださいね。
目次
氷水を使ったきくらげの美味しい戻し方
きくらげにはビタミンDなど、美容や健康に役立つ栄養素※が多く含まれていますが熱湯で戻してしまうと細胞壁が壊れて栄養素が失われてしまうので、冷たい水で戻すことが大切です。
ちなみに熱湯で戻しても、氷水で戻しても実は戻る時間がほとんど変わらないと以前他の番組で話題になっていました。
なので氷水で戻したほうがメリットが多いというわけなんですね。
ということでまずは氷水で戻す方法からご紹介します。
材料
乾燥きくらげ
氷水
作り方
1、ボウルに冷水と氷、きくらげを入れ、冷蔵庫に入れて6時間つけておく。
2、水切りをして使います。
だいたい一晩なので、前日の夜や使いたい日の朝に冷蔵庫に入れておくと料理の際にすぐに使えます。
この方法だと食感はもちろんのこと、味もしっかりとうまみを感じるきくらげになります。
戻し汁もそのままでも飲めるくらい割といける味になります。
あとでご紹介しますが、戻し汁は栄養が豊富で飲んだりお味噌汁に使えるので捨てないで活用するのがおすすめです。
お湯+砂糖で早く戻す方法
続いてはすぐに使いたいときに大活躍する『お湯+砂糖+炭酸水』を使った方法をご紹介します。
砂糖を入れることで、浸透圧の関係で栄養が流れ出るのを防ぐことができます。
また炭酸水の効果で短い時間でもプリプリ食感に戻りますよ。
材料
きくらげ 1~2袋(30~60g)
約40度のお湯 1リットル
砂糖 5g
炭酸水 250ml
メモ
沸騰させたお湯と同量の水を加えると約50度になります。
40度はお風呂くらいの熱さなので、わざわざ測らなくても指を浸してだいたいでわかるかと思います。
後で炭酸水を入れるので、少し熱めにしておき、炭酸水を入れて40度くらいにするのがおすすめです。
上の分量でお湯を作ると、乾燥きくらげ2袋分(60g)まではしっかりと浸り美味しく戻すことができました。
戻し方
では戻し方をご紹介しますね。
少しコツがあるので、順番にご説明します。
1、ボウルに50度くらいのお湯を入れ、砂糖を加えて溶かす。
2、乾燥きくらげを入れ、炭酸水を注ぎ入れる。
3、40度くらいになったら30分間浸す。
この時きくらげの量が多いと、戻っている間にかさが増え、水面から出てしまうので上に陶器のお皿などを重しに乗せておくと30分間完全放置でも上手に戻ります。
~30分後~
このようにしっかり、きれいに戻りました。
どこを食べても固いところはなく、美味しく戻ります。
あとは料理に応じて使ってください。
それぞれの違い
実際に氷水とお湯+砂糖+炭酸水で戻し比べてみましたがきくらげ自体の味はやはり氷水のほうが美味しいように感じました。
ただ食感は炭酸水の効果かどちらも美味しく、しっかりとした歯ごたえが残っていました。
戻し汁も飲み比べてみたのですが、戻し汁に関してはダントツで氷水のほうが美味しいです。
なので後できくらげ茶にしたい、という方は氷水のほうがおすすめです。
お湯のほうはきくらげの味がすごく出ていて、キノコ類が好きな私でも少し引っかかるものがありました。
お湯にそれだけ味が出ている、ということは戻したきくらげにその分味が残っていないような気もしたので結論としては
・時間がない時はお湯+砂糖+炭酸水で戻す
・時間がしっかりあるときは氷水
がおすすめだな、と思います。
是非試してみてくださいね。
戻し汁の栄養とは?捨てないで活用がおすすめ
また戻し汁にもビタミンBが溶け出しているため捨てるのはもったいない、と梅ズバでは紹介されていました。
乾燥きくらげ100g中には、ビタミンB2が0.44mg含まれています。
ビタミンB2は体を構成する細胞の新陳代謝を促してくれる栄養素です。
もっとわかりやすく解説すると、糖質、脂質、タンパク質を分解して効率よくエネルギーに変えてくれる働きがあります。
つまりダイエットに役立つ栄養素なんですね。
また、体の発育にも欠かせないので成長期のお子さんにもいいですし、髪の毛や肌を健やかに保つ働きもあります。
ただし水溶性で、体の中にため込めない栄養素なので毎日少しずつ摂ることが大切な栄養素になります。
そこでおすすめなのが『きくらげ茶』にする、食べ方です。
お茶にすると摂りやすいのでとてもいい方法ではないでしょうか。
はちみつとレモンを加えてお茶風に楽しむことができますよ。
また甘いのが苦手な方のために、産地で親しまれている甘くないきくらげ茶のレシピもご紹介しています。
試してみたいという方は是非チェックしてみてくださいね。
きくらげ茶の作り方。戻し汁を無駄なく使える栄養豊富なレシピ。
冷凍保存も可能
この戻したきくらげは、ジッパー付きの密閉袋に入れて冷凍保存が可能なので多めに戻して冷凍しておくと使いたいときにすぐに使えるのでおすすめです。
冷凍する場合は少量水を加えて、潤すような感じにしてから平らにして空気を抜いて保存してください。
是非試してみてくださいね。
以上『氷水を使ったきくらげの戻し方』のご紹介でした。
※きくらげの栄養についてはこちらの記事に詳しくまとめています。
よろしければご覧ください。
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