NHKあさイチで話題になったイタリアの煮込み料理の1つ『カチャトーラの作り方』をご紹介します。
イタリア料理店オーナーシェフの鈴木弥平さんが考案された、鶏肉にきのこと根菜を加えて塩味で煮たレシピです。
カチャトーラはトマトと赤ワインで煮込むことが多いですが、地域によってはワインビネガーやとハーブで香り付けをするなど地域によっても具材や味付けに違いがあるのが特徴です。
そのため必ずしもトマトと赤ワイン煮というわけではなく、他の味も存在します。
カチャトーラとは?
『カチャトーラ』とはイタリア料理の1つで『cacciatora』と書き、カッチャトーラと呼ばれることもあります。
鶏肉の他、本場ではうさぎの肉や羊肉が使われることもある煮込み料理です。
地域によっても違いがあり、きのこと赤ワインの代わりに白ワインを加えるのはイタリア北部でよく作られるレシピです。
またイタリア中部ではトマトと赤ワインではなく、ワインビネガーとにんにく、ローズマリーで味付けをする作り方が定番のようです。
今回はトマトを使わない、シンプルなレシピをご紹介します。
カチャトーラ
材料 4人分
鶏もも肉 1枚(約350g)
大根 100g
玉ねぎ 100g
まいたけ 100g
白菜の外側 4枚
せり 20g(食べやすい長さに切る)
黒オリーブの薄切り 8個分
半分に切ってつぶしたにんにく 1かけ分
ローズマリー 2本
オリーブオイル 大さじ4弱
アンチョビフィレ 2枚(約10g)
水 180ml
赤ワインビネガー 20ml
塩・こしょう 各適量
小麦粉 適量
作り方
1、鶏肉は4等分にして、塩ひとつまみ、こしょう少々をふる。
小麦粉をつける。
2、大根は皮をむき、1㎝角の4㎝長さの拍子木切りにする。
玉ねぎは1㎝幅に切る。
まいたけはほぐす。
3、白菜は4㎝幅に切る。軸と葉に分ける。
4、鍋ににんにく、ローズマリー、オリーブオイルを加えて香りを断たせる。
ローズマリーは取り除く。
2、3の白菜の軸、アンチョビを加えて弱火で3分炒める。
5、フライパンにオリーブオイル小さじ1~2を熱して、鶏肉を皮を下にして並べる。
強火めの中火で皮にしっかり焼き目がつくまで約3分焼く。
上下を返し、鍋に移す。
空になったフライパンに水を加えてうまみをこそげ取ってから鍋に移す。
さらに赤ワインビネガーを加える。
6、白菜の葉を広げて乗せて、せりと黒オリーブを上に加える。
蓋をして弱火で10~15分煮る。
ひと混ぜして味をみて塩こしょうで味を調え完成です。
以上『カチャトーラの作り方』のご紹介でした。
是非作ってみてくださいね。
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