家庭でも簡単にできる鯛を使った蒸し料理『鯛のちり蒸し』の作り方をご紹介します。
魚にはDHAもたっぷり!なかなか魚料理が苦手という人も多いかと思いますが蒸し料理なら簡単です。
料理研究家清水信子さんのレシピで、しめじや春菊、焼き豆腐などと一緒に蒸して作るおいしいちり蒸しです。
(情報元:2014年12月17日放送 NHKあさイチ 解決ゴハン!)
フライパンでも簡単!鯛のちり蒸し
『ちり蒸し』とは、
白身魚やカキ・豆腐を使った蒸し物
※コトバンクから引用
のことで、昆布と酒のだし汁を加えて蒸して作る料理です。
今回のレシピは鯛ですが、おこぜやタラなどにも使われます。
ちなみにちり蒸しの「ちり」とは
新鮮な魚の切り身を熱湯に入れると、ちりちりにちぢれて縮む様子から来たとされる。
※wikipediaから引用
だそうです。
名前の由来をひも解くとまた面白いですね。
今回は鯛に加えて春菊と焼き豆腐、キノコを加えたヘルシーなちり蒸しです。
調理時間 | 30分 |
レシピの分類 | メインディッシュ |
レシピの種類 | 日本料理 |
材料 2人分
たいの切り身 2きれ(160g)
しめじ 1/2パック
春菊 2ワ
焼き豆腐 1/2丁
昆布(5㎝角) 2枚
だし カップ1/3カップ
酒・みりん・塩 各小さじ1/4
薄口しょうゆ 大さじ1/4
もみじおろし 適量
すだち 1~2個(柚子でも可)
私はしめじがあまり得意ではないので、今回は舞茸で代用しています。
作り方
1、鯛は食べやすい大きさに切る。
熱湯にくぐらせて霜降りにした後、手早く冷水にとって水けをきる。
メモ
冷水でしめたあとキッチンペーパーでしっかり水けをきることが大切です。
水気をしっかりと取らないと次のお出しが薄くなってしまうためです。
2、舞茸は小房に分ける。
春菊は茎の固い部分を取り除き、食べやすく切る。
豆腐は水けをきって4等分に切る。
3、昆布は固く絞ったぬれ布巾で表面を軽くふく。
昆布は洗わず、軽くふく程度にします。
4、鍋に入る大きさの器に昆布を敷き、1の鯛としめじ、豆腐を入れる。
5、だし、酒、みりん、塩、薄口しょうゆを合わせる。
6、鍋に深さ2~3センチほど水を注いで、4を入れる。
春菊は仕上げの段階で入れるので、この時はまだ入れません。
5の合わせ調味料をかけ、蓋をして強火にかける。
蓋からごとごと音がするのを目安にして、湯気が出たら弱火にして15分間蒸し、春菊を加えてさらに1分間蒸す。
メモ
我が家は蒸し器がないのでフライパンで代用しています。
フライパンで同じように蒸し料理ができるので蒸し器がないときの代用にお勧めです。
※やり方はこちら。
フライパンで蒸し器の代用をする方法。蒸し器がない時でも蒸し料理が簡単に作れる!
蒸し器で作る場合も蓋にふきんはかけません。
火が通るとごとごと音がしますが、ふきんをかけると音がしなくなってしまうためです。
春菊は最後に加え、余熱で火を通すことで色が変わらずきれいに仕上がります。
7、蒸しあがったら蒸し器の蓋を傾けず水平にずらすようにして開ける。
汁がこぼれないように注意しながら器ごと取り出す。
こうすれは蓋の裏についた水滴が下に落ちないので料理に水滴が入りません。
7、半分に切ったすだちともみじおろしを添え完成です。
すだちがない場合はゆずでも大丈夫です。
今回はレモン果汁で代用しましたがとてもおいしかったので、すだちやゆずが手に入らない場合におすすめです。
実際に作ってみた感想
今回ちょっといい鯛の切り身がスーパーに売っていたので作ってみました。
調味料を加えて蒸すだけで簡単にできるので、忙しいときにもおすすめのレシピだと思いました。
焼き豆腐も乗っているのでさっぱりしたお魚料理ですがボリュームもしっかりあります。
おいしいだし汁がたっぷり出るので、ごはんにかけて鯛茶漬け風にして食べるのもおすすめです。
※画像は盛り付け直しの際にだし汁を別でよけてあります。
具材も好みで変えても全然大丈夫、好きな野菜やキノコ類で是非作ってみてくださいね。
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