アスパラガスの根元の部分は捨ててしまうという方が多いかもしれませんが、実は鉄分などの栄養も豊富な場所なので捨ててしまうのはとてももったいないことです。
今回は硬い根元も美味しく食べられるレシピをご紹介します。
すべて無駄なく食べられるので廃棄はゼロです!
是非試してみてくださいね。
目次
アスパラガスの根元の栄養と健康効果
アスパラガスにはもともとイライラを解消する成分があります。
北海道では実際にアスパラガスのストレス軽減効果をプラスしたコーヒーやカレー、サプリメントなどが発売されています。
実はこれはアスパラの根元の部分に多く含まれています。
ストレスを受けると体を守るために出てくるヒートショックプロテインがアスパラガスを摂るとより多く増えるんです。
他にも快眠作用・認知症予防・動脈硬化を防ぐ(ルチン)・疲労回復(アスパラギン)・貧血予防(葉酸)があることもわかっています。
また抗酸化作用のあるポリフェノールも豊富に含まれているんです。
ハカマ部分には血圧抑制効果がある
また、ハカマ部分にも新しい新物質「アスパラプチン」があることもわかっています。
どんな効果がある成分かというと「血圧抑制効果」です。
血圧上昇に関する酵素「ACE」によって血圧が上がってしまいます。
アスパラプチンはこのACEの働きを抑えてくれるんです。
ですが硬くて食べにくいですよね。
今回はストレス軽減効果のある茎の下の固い部分もハカマ部分もおいしく食べられる方法をご紹介しますね。
硬い部分の下処理の仕方
まず初めに、硬い部分の下処理の仕方をご紹介します。
方法としては
・ネギカッターで繊維を断ち切る。
・繊維を断ち切るように輪切りにする。
・時間差でゆでる。
という方法があります。
丸ごと1本使うお料理の時はネギカッター法がおすすめです。
根元だけを他のお料理に使う場合は輪切り、全部を切ってお料理に使いたい場合は時間差でゆでる方法がおすすめです。
詳しい下ごしらえの方法はこちらの記事にまとめているので、是非ご覧ください。
アスパラガスの根元の下処理はネギカッターで。切り込みで美味しくなる!
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続いて、根元の部分も美味しく食べられるレシピをご紹介しますね。
フレンチ風、蒸し焼き『エチュベ』
フランス料理の1つ、蒸し焼きにした『エチュベ』というお料理です。
1本丸ごと食べられて、蒸し焼きにするので本来の甘みやほくほく感を味わえますよ。
アスパラガスの蒸し焼き、エチュベのレシピ。あさイチで紹介。
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根元の茶碗蒸し
根元にはうまみも多いので、だしのように使うこともできます。
つまり和食との相性がとてもいいんですね。
茶碗蒸しにすることで、柔らかく味も美味しく食べることができます。
ツナ缶を入れると食べ応えもアップしますよ。
アスパラガスの根元の茶碗蒸しの作り方。あさイチで話題のレシピ。
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アスパラガスのまるごと胡麻和え
アスパラがすべてまるごと食べられるおすすめレシピです。
材料
アスパラガス 2束(200g)
しょうゆ 小さじ3
炒りごま(白) 大さじ2
水 大さじ2
作り方
1、下ごしらえした輪切り部分をすりつぶす。
2、ある程度すれたら調味料と混ぜる。
3、茹でた穂先や茎とあえ完成です。
アスパラガスの揚げびたし
材料
アスパラガス
しょうゆ
みりん
削り節
作り方
1、根元の固い部分は輪切り、穂先や茎は3等分し時間差をつけて素揚げする。
2、しょうゆ・みりん・けずりぶしなどを合わせひと煮たちさせる。
3、1に2をかければ完成です。
いかがだったでしょうか。
せっかく栄養が豊富な場所ですから捨てるともったいないですよね。
廃棄なく使うことができれば節約にもなりますし、是非試してみてくださいね。
以上アスパラガスの根元の硬い部分も美味しく食べられるレシピ4品のご紹介でした。
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