災害時に役立つ『ベビーパウダーをドライシャンプーに使う方法』をご紹介します。
赤ちゃんのお肌のお手入れに使うこともあるベビーパウダーですが、実は災害時や登山の時など水が使えないときにお風呂の代わりにすることができる便利アイテムなんです。
今回は覚えておくともしもの時に役立つ、ドライシャンプーに使う方法をご紹介します。
是非試してみてくださいね。
ベビーパウダーとは?
ベビーパウダーはタルカムパウダーとも呼ばれる、主に赤ちゃんや幼児の肌のお手入れに使われる粉状のスキンケア商品です。
「タルカム」とは、原料が滑石(かっせき)という鉱物「英語名:タルク」で出来ているためそう呼ばれています。
この滑石は水酸化マグネシウムとケイ酸塩からできていて、標品添加物の他ベビーパウダー、チョーク、上質紙の混ぜ物、医薬品などにも使われています。
なぜスキンケア商品に使われているのかというと、消炎作用があるためで、ベビーパウダーには滑石の他コーンスターチなども含まれて作られています。
また皮膚同士の摩擦を少なくする効果があるため、その効果であせもをできにくくする効果が期待できます。
そのため赤ちゃんのお肌のお手入れに使われることが多いんですね。
もちろん大人が使っても大丈夫で、実は力士の方たちも使っているそうです。
ピジョン 薬用ベビーパウダー 弱酸性 ピンクパフ付 30g (医薬部外品)
ベビーパウダーを使ったドライシャンプーの仕方
それでは、ドライシャンプーのやり方をご説明します。
1、ベビーパウダーを1つまみ取り、なでるように髪の毛になじませる。
地肌に使う場合はベビーパウダーをふりかけ、マッサージをするようにもみこむ。
2、櫛でとかす。
これだけです。
とっても簡単ですよね。
これなら自分でするのが難しい時も、他の人に頼んでやってもらいやすいと思います。
お湯で洗い流すシャンプーは他の人にやってもらうのも大変ですが、これなら気軽に頼めますよね。
こんな時におすすめ
・災害時水が使えないとき
・登山などで水が限られているとき
・病気やケガなどでお風呂に入ることができないとき
などなど。
特に病気やケガなどで一時的にお風呂に入れないときにも、この方法ならさっぱりすることができるので便利ですよね。
実は私も産後で一時的に入浴が制限され、ベッドからの移動も制限されたときにこの方法でシャンプーをしてもらった経験があります。
とてもスッキリして、気分もさっぱりできてとてもいい経験でした。
ベビーパウダーは日ごろのあせも予防にボディパウダーとしても使えますし、開封しなければ使用期限というものもないようです。
なので防災バッグに1つ入れておくのもおすすめですよ。
我が家はこちらを使っています。
ピジョン 薬用ベビーパウダー 弱酸性 ピンクパフ付 30g (医薬部外品)
もう1つ、夏場ならベビーパウダーとハッカ油があるとつけることで清涼感を得られるボディーパウダーとしても使うことが出来ます。
これ、本当につけるだけでひんや~りして気持ちがいいので、クーラーが使えないときにもおすすめです。
作り方はこちらの記事で詳しくご紹介しています。
ハッカ油とベビーパウダーで簡単!ひんやりボディパウダーの作り方。
以上『ベビーパウダーを使ったドライシャンプーのやり方』のご紹介でした。
もしもの時に是非試してみてくださいね。
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