テレビ番組の青空レストランで話題になった、りんごを煮詰めて作る『アップルバターの作り方』をご紹介します。
バターという名前が付きますが乳製品は不使用で、りんごだけを煮詰めてシナモンを加えて作るアメリカでは一般的なりんごジャムのようなレシピです。
煮詰めることでバターのような濃厚なクリーミーさが出るため、このような名前がついています。
乳製品を使っていないので、アレルギーがある方でも安心です。
時間はかかりますが家庭でも作ることができるので、是非試してみてくださいね。
調理時間 | 2時間半程度 |
調理器具 | 鍋・ざる・包丁・木べら |
カロリー | 全量 610kcal |
塩分 | 全量 ほぼ0g |
糖質量 | 全量 130.1g |
単純にりんご3~4個約1キロで作った場合で計算しています。
実際は皮を取り除き、濾すのでもう少し少なくなると思います。
レシピの分類:ジャム
レシピの種類:アメリカ料理
材料 作りやすい分量
りんご 鍋に入る数
シナモン 適量
その他にお好みでクローブなど。
メモ
出来上がり量の目安ですが、りんご4個でジャムの小瓶1つ程度にしかなりません。
皮は濾す段階で取り除くので、面倒な方ははじめから皮をむいて煮てください。
レシピ動画
作り方を動画でもご紹介しています。
是非ご覧ください。
続いて画像とテキストでも詳しくご説明します。
作り方
1、りんごはきれいに洗い、ヘタと種を取り除く。
薄めのくし形に切る。
2、鍋に入れて弱火にし、蓋をして40分程度加熱する。
じっくりと、焦げ付かないように時々木べらで混ぜながら加熱し煮詰めていく。
水気を入れなくてもりんごだけで、そのうち果汁が出て、果肉も透き通り柔らかくなっていきます。
これくらい煮えたらOKです。
3、柔らかく煮えたら木べらでざっくり潰す。
粗めのざるなどに入れて、さらに木べらでつぶしながら濾す。
皮は取り除きます。
4、鍋に戻し、シナモンを加えてさらに煮詰める。
お好みでクローブを入れても。
5、常にかき混ぜながら、焦げないように煮詰めて水分を飛ばし、照りがでて木べらでこすってなべ底が見えるようになれば完成です。
だいたい40分~1時間ほどこの工程に時間がかかります。
砂糖を入れると飴色っぽくなりますが、いれない場合はならないので注意してください。
ちなみにこちらは失敗例。
煮詰めすぎて飴色にはなりましたがあんこみたいになっちゃいました。
これはこれで美味しいですが、バターっぽくはならないのでこの一歩手前で止めておきます。
6、シナモンやクローブを取り除き、清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で保存します。
おすすめの使い方
アップルバターの使い方
- ジャムと同じようにパンに塗って
- 紅茶に少し入れて
- アップルパイの中に入れて
- クラッカーにも
ジャムより濃厚なので、こってりした感じを楽しみたいときにおすすめです。
クリーミーなので、レモンカードと同じように生クリームで溶いてパスタソースとかにもいいかも。
このレシピの感想
最後にこのレシピの感想をご紹介しますね。
お手軽度 | ★☆☆☆☆ |
美味しさ | ★★★★★ |
食費が安く済むか | ★★☆☆☆ |
子供向きかどうか | ★★★★★ |
乳製品を使っていないので、アレルギーがあるお子さんでも安心して食べることができます。
手間がかかるのがデメリットですがたくさんりんごを使うので、大量消費におすすめのレシピ。
スパイスなしなら小さいお子さんにもおすすめです。
煮詰めている間は暇なので、かき混ぜながら映画鑑賞や本を読んだりすると楽しいです笑
以上『アップルバターの作り方』のご紹介でした。
是非試してみてくださいね。
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