教えてもらう前と後で放送された血糖値抑制効果が期待できる食材、舞茸を使ったレシピ「煮出し舞茸スープの作り方」をご紹介します。
血糖値の急上昇を抑える効果が期待でき糖尿病予防にも効果が期待できる、舞茸を煮出したスープです。
是非試してみてくださいね。
煮出し舞茸スープ
舞茸にはβグルカンと呼ばれる多糖類が含まれていますが、その効能がきのこ類の中でも群を抜いて強いといわれています。
このβグルカンは食物繊維と同じような働きをして、腸内環境きれいにしてくれる効果があります。
その他にも食前に食べることでその後に摂る糖質の吸収を穏やかにしてくれ、血糖値の急激な上昇を抑える効果が期待できます。
その他にもMXフラクションという成分があり、この成分は糖の合成を抑えてくれるだけではなく、酵素が中性脂肪の合成を止める働きを持っています。
このMXフラクションは舞茸にしか含まれていない成分で注目を集めています。
そのため糖尿病予防、中性脂肪の改善効果も期待できるため、生活習慣病の予防にも最適なんですね。
詳しい健康効果についてはこちらの記事にもまとめています。
舞茸の血糖値スパイクを防ぐ効果とは?おすすめレシピも紹介します。
今回はそんな舞茸を使ったレシピをご紹介します。
材料
舞茸 300g
水 800ml
塩・こしょう ほんの少々
作り方
1、舞茸は細かくみじん切りに刻む。
2、鍋に入れ、水も加えて火にかける。
中火にして一度沸騰させる。
3、弱火にして30分間煮込む。
塩こしょうをして完成です。
舞茸氷にするのもおすすめ
製氷皿に入れて小分けにして冷凍すると「舞茸氷」になり、1日3個以上食べると効果が期待できます。
冷凍することで1カ月保存可能になります。
お味噌汁に入れたり、カレーに入れて使うこともできます。
栄養と期待できる効果
今回番組ではこのスープを2週間毎日続けたところ、
血糖値の値が(基準値は140まで、空腹時血糖値で測定)
52歳男性 254 → 142(-112)
66歳男性 130 → 95
57歳女性 78 → 103
56歳女性 76 → 99
と、1名の方は改善され、残りの3名の方は基準値をキープする結果となりました。
さらに中性脂肪の値は(基準値は30~149)
52歳の男性 233 → 105(-128)
57歳女性 184 → 135(-49)
56歳女性 125 → 69(-56)
66歳男性 406 → 531(+125)
と4人中3人の方が改善されました。
また、舞茸には上で述べたように血糖値を抑える効果の他、βグルカンには免疫機能を回復させてがん細胞の増殖を抑える働きもあります。
また骨を丈夫にするビタミンDも豊富です。
使う前に30分程度日光に当てておくだけでもビタミンDの量を増やすことができるので、是非試してみてください。
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