今回は切り方1つでメロンがぐっとおしゃれに見える『メロンのおしゃれな飾り切りの切り方』をご紹介します。
お客様用に切ることも多いメロンなだけに、覚えておくととても便利です。
また、あると便利なフルーツカットの道具や盛り付けのポイントもまとめています。
是非合わせてご覧くださいね。
目次
カットする前に覚えておきたい3つのポイント
早速おしゃれなカットの仕方をご紹介!といきたいところですが、メロンの包丁を入れる前に抑えておきたいポイントが3つあります。
それは「食べごろの見極め方」と「よりおいしく食べるための切り方の基本」です。
この2つを押さえておくだけで、同じものでもおいしさにかなりの差が出るので、よくわからないという方は是非先にチェックしてみてください。
食べ頃の見極め方
包丁を入れてしまった後で「まだ熟れていなかった・・」というショックな状況を避けることが出来ます。 続きを見る
メロンの食べ頃を見抜く3つの方法!見分け方はつる&音で!
横半分の切り方と種とワタの取り方の基本
また、一番おいしい種のワタ付近まで美味しく食べることができる半分の切り方と種の取り除き方はこちらの記事でご紹介しています。 続きを見る
メロンの切り方は縦より横!ためしてガッテンの半分に切るコツを紹介
食べる少し前に冷やす
メロンはずっと冷蔵庫に入れておくのではなく、食べる少し前に冷蔵庫に入れて冷やすのがおいしく食べるためのコツです。
簡単に切れる方法なら、食べる直前に冷蔵庫から出して切ってお出しします。
難易度が高く、完成までに少し時間がかかるようなデザインにする予定なら時間を逆算して、お出しする時間にはちゃんと冷えているようにあらかじめ完成させたものを少し冷やすようにするといいですね。
ご存知の方はスルーしていただいて、おしゃれな切り方のご紹介に入りたいと思います。
今回は初心者でも簡単に出来るものから、少し高度でかなり華やかなものまでそろえてみました。
用途や自分のレベルに合わせて参考にしてみてくださいね。
ずらすだけ!簡単飾り切り
普段よくみかけるメロンのボート型のカットをした後、少し果肉を動かかすだけでぐっとおしゃれに見えるという初心者にはもってこいのアレンジレシピです。
時間がなくてもすぐに出来る方法ですし、特に技術もいらないので簡単で嬉しいですよね。
見た目がおしゃれなだけでなく、そのままのボート型で出すよりも食べやすいというメリットもあります。
基本のボート型から切り方を知りたい、という方はこちらの記事に詳しくまとめているので是非ご覧ください。
ずらしで乗せる場合は少し幅を細目にするといいですよ。
一口大のメロンの切り方。お弁当にもおすすめの2パターンを紹介。
大人数のおもてなしに。皮を使った簡単アレンジ
こちらはメロンの皮を使っておしゃれに見せる切り方アレンジ方法です。
大勢で分けて食べるときにもぴったりな切り方です。
メロンの皮と果肉の間に切込みを入れ、少し細長くカットした皮を間に挟むだけという簡単なものです。
でもそのまま出すよりもはるかにおしゃれに見えますよね。
作り方を詳しくご説明しますね。
1、まずボート型に切り、さらに半分に切ります。
画像のものはアンデスメロンを6等分に切ったものを半分にしています。
2、幅が広いほうから完全に切り離してしまわないように、2/3程度まで切り込みを入れます。
3、切り込みを入れたほうから、斜めに細長く皮を切り取ります。
4、切り取った皮をきれいに洗い、水気をふき取って間に挟めば完成です。
人数が多く少しずつ出したいときにもおすすめの方法です。
メロンブロックの盛り付けアレンジ
一口サイズのメロンブロックの盛り付けのアレンジにおすすめの方法です。
1、1/4サイズに切った後、斜め半分に切ります。
※今回はアンデスメロンを使用しています。
マスクメロンの場合は仕上がりが大きくなります。
2、果肉と皮の間に包丁を入れ、切り離し一口サイズに切ります。
一度に切ろうと思うと難しいので、縁から順番に回しながら切り込みを入れて行くと上手にできます。
3、最後に皮の上に、立体的になるように一口サイズに切ったものを盛り付ければ完成です。
アンデスメロンだとちょうど3切れ程度になります。
皮を器に。メロンボールケーキ
作り方はメロンを上下に分けたらくり抜き器などで丸くメロンボールをたくさんつくり、最後に残った皮の器に盛り付けるだけ。
上の画像のものはさらに中に市販のスポンジケーキとホイップクリームを詰めてケーキにアレンジしています。
※くり抜き器については後でご紹介もしていますが1つ持っているととても便利ですよ。
我が家ではこちらを使っています。
タイガークラウン くり抜き 黒 29×19×190mm PHフルーツクリ抜型 ステンレス 球状 572
簡単に豪華でおしゃれなメロンの器に入ったメロンボールが作れますよ。
スポンジケーキやクリーム以外にも、他のフルーツでもいいので、何か中に入れて高さを出した上にメロンボールを入れると豪華に見せることができます。
少し手間はかかりますが、簡単に豪華に見せることができますよ。
いちごとメロンのかわいいアレンジ
こちらはボート型メロンの新!?バージョンです。
ボート型に切った後、細かく切れ目を入れて薄切りした苺を挟んだなんとも面白いアレンジ方法です。
1度で2度おいしいフルーツがいただけちゃうのもいいですよね。
メロンも苺も大好きな方におすすめの切り方です。
1、まずお好みの大きさのボート型に切ります。
基本のボート型から切り方を知りたい、という方はこちらの記事に詳しくまとめているので是非ご覧ください。
一口大のメロンの切り方。お弁当にもおすすめの2パターンを紹介。
その後、1㎝幅程度の間隔で、1㎝深さの切り込みを入れます。
いちごはヘタを取り、2mm幅の縦薄切りにします。
2、後はこのように、作った切り込みの間にいちごをはさめば完成です。
はさみにくい場合は、メロンの両端を指でぐっと押さえると切れ目が開くのではさみやすいです。
ちなみに真ん中は大きいいちごスライス、端のほうは小さいものをはさむと見た目がきれいに仕上がります。
ちなみに苺もメロンも大好きな息子に出したところ、ものすごくテンションが上がって喜んでいました。
子供受けも◎なアレンジです。
※こちらの記事を参考にさせていただきました。
いちごとメロン de フルーツ遊び ♪
メロンが白鳥に。メロンスワン
なんとメロンをとってもかわいい白鳥にする切り方です。
メロンの白鳥なんてとってもメルヘンですよね。
海外や、フルーツカッティング愛好家の方の間では結構おなじみのカットなんだそうです。
我が家では祖母のお誕生日会に出したらとっても感動してくれました。
ぱっと見難しそうに感じるかもしれませんが、フルーツナイフがあれば意外と簡単にできる切り方です。
羽根の部分を細かく切って表現するときれいなので、完熟より少し手前のまだ果肉に少し硬さがあるメロンで作るとよりきれいに仕上がります。
メロンで作るクマ(カエルにもアレンジ可能)
この切り方はもともとクックパッドでカエルに切るカットアレンジがあり、それを参考にクマにしてみました。
確かに緑色だとカエルにぴったりですが、個人的にはカエルよりクマのほうが可愛いと思うのでシルエットは同じですしクマにすることに。
中をくりぬいて、口の中にフルーツを入れられるようになっています。
切り取った口の部分の皮をさらに細かく切って、耳を作ってあります。
目と鼻はブルーベリーを使い、パスタで刺して作りました。
これは、子供の日にかわいいもの好きな息子に出したらとっても喜んでくれた切り方です。
お子さんのお誕生日会やお祝いの時にもおすすめですよ。
まだケーキが食べれない赤ちゃんのお祝い会にも使えると思います。
メロンバスケット
皮をバスケット型にカットして、中身をボール型にくりぬきもう一度詰めた「メロンバスケット」です。
もともとの丸い形を活かしてバスケット型にするというアイディアを参考にアレンジしました。
持ち手がちゃんとあるところが気に入っています。
(そっと持てばちゃんとバッグみたいに持てるんですよ)
これも、一見難しく見えるかもしれませんが作ってみると結構簡単で短い時間で作ることができます。
飾りつけでリボンなどをつけてもより本物っぽくなってかわいいのでおすすめです。
メロンの他にもフルーツポンチを入れたり、おかずとなるような食材を入れても見栄えがよく喜ばれるかもしれませんね。
画像のものはくり抜き器でメロンとバナナをくり抜いて交互になるように入れてあります。
2色くらい色があると華やぐので、赤肉メロンやバナナ、ブルーベリーなどを使うと1色より華やかに見せることができますよ。
詳しい作り方は工程の画像とともにこちらの記事で詳しく解説しています。
メロンバスケットの切り方と作り方。フルーツポンチにもおすすめ。
フルーツカットにあると便利な道具
おしゃれな切り方をするのにあると便利な道具もまとめてみました。
上でご紹介した画像のものもこれらの道具を使って作っています。
フルーツナイフ・ペティナイフ
どちらも普通の包丁とは違い小ぶりでフルーツの皮むきや実がサクサク切れるのが特徴です。
一般的に「フルーツナイフ」と呼ばれるものは刃先が丸いものが多い傾向にありますが、ペティナイフと区別せず刃先が鋭利なものもあります。
「ペティナイフ」はよくある包丁がそのまま小さくなった形をしているもので、飾り切りなどに適していて小回りが利くので細かいカットをするときにとても便利です。
特に女性は手が小さい人も多いので、小ぶりなナイフは細かい作業をするときにとても適しています。
ただ、大きなものを切るのには向いていないので、メロンの場合は大きなカットはお料理などに使う大きな包丁で切って、細かい飾り切りをするときにあると便利な道具です。
果物くり抜き器
『くり抜き器』はなじみのない人も多いかもしれませんが、1つ持っていると劇的にフルーツカットの幅が広がる便利なアイテムです。
特徴としては、アイスクリームディッシャーの小型版で、丸くくりぬくことが出来る便利グッズです。
なので、メロンボールを作るときにあるとかわいいボール型にきれいにくりぬくことが出来るので、フルーツポンチもご家庭で簡単に作れます。
器用な方だったら計量スプーンでも代用可能ですが、個人的にはくり抜き器のほうが上手にできるのでおすすめです。
メロンの他にもスイカを切るときや、野菜にも使えますよ。
私も愛用しています。
よりおしゃれに見せるための盛り付けのコツ
よりおいしく、おしゃれに見せるためには盛り付けの仕方も重要です。
せっかく上手にカットすることが出来ても、盛り付けがぐしゃぐしゃでは台無しになってしまいます。
お客様にお出しする前に確認してみてくださいね。
お皿選び
お皿選びも盛り付けにとってはとても重要なポイントです。
ガラスの器 | 涼しげに見せたいとき |
---|---|
黒い器 | 和の雰囲気を出したいとき |
白い器 | 清潔感・洋の雰囲気を出したいとき |
木の器 | ナチュラルな雰囲気・カフェ風にしたいとき |
などなど。
お料理を出した後のデザートとして出す場合は特に、それまでのお料理のテイストや雰囲気にあったものを選びたいですね!
色味
全体の「色味」もきれいに見えるポイントがあります。
料理は「青黄赤白黒(ショウオウシャクビャッコウ)」という基本の5色をおさえて盛り付けるときれいに見えるとされています。
なのでメロンの場合はまず青はおさえることが出来るので、次のお皿を色を決めたら他の色を盛り合わせるフルーツやカトラリーなどで補うときれいに見せることが出来ます。
例えば
赤・・・いちご、スイカ、生ハム
黒・・・ブルーベリー、ぶどう
黄色・・・オレンジ
白・・・クリーム、アイス
などと一緒に盛り付けるイメージです。
お店でコースの最後に出てくるデザートも確かに色とりどり、お花などで飾り付けられて出てくることもありますよね。
食用で売られているお花を添えるのも華やかでおしゃれに見えておすすめですよ。
余白の美
食べ物はお皿に対し「70%まで」の割合で盛り付けるときれいに見えるという法則があります。
なので、決して1つのお皿いっぱいに盛り付けないように注意してくださいね。
余白を活かして盛り付けたほうがぐっとおしゃれに、おいしそうに見せることが出来ます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
カットの仕方もよくあるボート型だけではなく色々な切り方をご紹介しました。
お客様が来た時や家族みんなでワイワイ食べるときにこんなかわいいメロンが出てきたら大盛り上がり間違いなしです。
かなりプロの技がいりそうな切り方もありますが、とても簡単なものもあるので、是非できそうな切り方があったらチャレンジしてみてくださいね。
メロンは買うよりふるさと納税がお得
メロンは高級フルーツなので自分で買うくらいならふるさと納税がおすすめです。
産地の美味しいものが寄付の返礼品として、もらうことができますよ。
節税にもなるので、やっている方も多いのではないでしょうか。
我が家も毎年利用しています。
ふるなびはなんといっても返礼品の品ぞろえがよく、選ぶ楽しさがありますね。
またレビューと投稿すると最大でAmazonギフト券が500円分もらえるチャンスも。
楽天市場は言わずと知れた大手ネットショップモールですが、ふるさと納税でもしっかりと楽天ポイントがつくのが最大のメリットです。
10倍ポイントの時やポイントキャンペーンの時に利用すれば、返礼品+ポイントでキャッシュバックも受けられるという仕組み。
取引の仕方も簡単で分かりやすいです。
どちらのサイトも両方実際に利用してみて、きちんと返礼品も届き対応もよかったのでおすすめとしてご紹介しました。
楽天ポイントを貯めて日ごろ使ってみえる方なら楽天一択でおすすめですが、そうではない場合はふるなびも使いやすくていいですよ。
メロンも各自治体によって異なりますが、1万円の寄付でマスクメロン1個もらえたりするので是非チェックしてみてください。
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