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ためしてガッテンの春菊のレシピ。炒めものや苦味を活かす茹で時間を紹介。

更新日:

[ためしてガッテン]春菊がよりおいしくなるレシピとテクニックを紹介。

NHKためしてガッテン!で話題になった『春菊の美味しさを最大限に楽しむレシピとコツ』をご紹介します。

苦味が苦手な人にぴったりな苦みを抑えた食べ方や春菊炒めの作り方、苦味が好きな人におすすめな最適な茹で時間まで好みに合わせて楽しめるメニューをまとめました。

春菊は生のままならほとんど苦味も気にならず、子供でも美味しく食べられる緑黄色野菜です。

冬にかけて旬を迎えるので是非試してみてくださいね。

春菊の香りを最大限に生かす方法

春菊の独特の香りや苦みは苦手な方も多いのではないでしょうか?

今回番組でアンケートを取った結果によると、

苦手なところ
1位・・・苦み
2位・・・香り

という結果になっていました。

ただあの香りも好きな人にとっては十分に生かして料理に使いたいですよね。

実は若葉の部分は外側の葉に比べて5倍もいい香りがすることがわかっています。

春菊はパリでもフランス料理に使っている店があり、あの香りや苦味が『エレガントな野菜』としてシェフの間で親しまれているそうです。

日本ではすき焼きや鍋の具材として定番の野菜ですが、国や調理法が変わるとかなり違った印象になることがわかるかと思います。

そのパリのシェフおすすめの香りを生かした使い方として登場したのが『おかゆ』です。
使うのは若葉の部分。

七草がゆの代わりにもおすすめですよ。

春菊若葉のおかゆ

1、通常通りお粥を作る。

2、外側の葉を取っていった最後に残る小さくやわらかい部分(若葉)を摘む。

3、お粥を食べる直前に若葉を混ぜ、完成です。
おかゆの熱で春菊の香りがたつ、とても香りよいおかゆを簡単に楽しむことが出来ます。

苦味を押さえるなら生のまま食べる

あさイチの春菊サラダのレシピ。簡単!桜エビとごま油で絶品に。

では、苦手な原因1位の『苦味』はどうしたら気にならなくなるでしょうか。

1つ目は『生のまま食べる』方法がおすすめです。
実は春菊は生のままであればそれほど苦くなく、子供でも美味しく食べられる野菜です。

加熱するとどうしても苦味が出やすくなってしまうため、一番簡単で苦みを抑えて食べるなら生のままが断然おすすめなんですね。

生のままで食べるならサラダが便利ですよ。
おすすめのレシピもご紹介しています。

あさイチの春菊サラダのレシピ。簡単!桜エビとごま油で絶品に。
あさイチの春菊サラダのレシピ。簡単!桜エビとごま油で絶品に。

ちなみに葉っぱの先が丸いタイプの方が苦みがないですよ。

苦くない!春菊炒め

ためしてガッテンの春菊炒めの作り方

もう1つ、苦みを抑える方法は『加熱時間を短くする』ことです。

春菊の茎はもともと苦みはなく、苦みは葉の加熱時間で決まります。
春菊は10秒で加熱をストップすると苦みがなく食べることが出来きるので茎と葉を分けて調理し、葉は『10秒以内』の加熱を心掛けると苦くなく楽しむことが出来ます。

中華料理のシェフ長坂松夫さんが番組で披露された『春菊の中華炒め』の作り方をご紹介しますね。

調理時間10分
調理器具フライパン・包丁
レシピの分類副菜
レシピの種類中華料理

材料 2人分

春菊 1/2ワ(約80g)
にんにく 1かけ
赤唐辛子 1本(お好みで)
ごま油 大さじ1

合わせ調味料

鶏がらスープの素 小さじ1
酒 大さじ1
塩 少々
お湯 大さじ2

※分量は自己流で追記しました。

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レシピ動画

作り方を動画でもご紹介しています。
是非ご覧ください。

作り方

ためしてガッテンの春菊のレシピ。炒めものや苦味を活かす茹で時間を紹介。

1、春菊は茎と葉に分け、それぞれ食べやすい幅に切る。
合わせ調味料を混ぜ合わせる。

ためしてガッテンの春菊炒めの作り方

2、フライパンにごま油、薄切りにしたにんにく、赤唐辛子を熱し、香りが立ったら茎を先に加えてしっかりと炒め火を通す。

ためしてガッテンの春菊炒めの作り方

3、茎がしんなりしたら葉を加え、合わせ調味料を加えさっと10秒以内を目安に炒め合わせる。
器に盛り付け、完成です。

実際に作ってみるとこの『10秒以内で炒める』というのが結構難しかったです。
実際にさっと10秒で炒めたものと、しっかり20秒以上かけて炒めたものを比べてみると確かに長く炒めたもののほうが苦味を強く感じました。

子供に食べてもらったところ、生のものは苦くないけれどさっと10秒でも少し苦味を感じるということでした。
なので子供に苦くない状態で食べてもらうには生が一番食べやすいのかな、とも思いました。

春菊の最適な茹で時間と茹で方

逆に、春菊のあの独特な苦みや風味が大好き!という方もいますよね。
私も結構好きなのですが、あの独特の味が好きな場合わざわざ苦みを抑える必要はないわけです。

そこでおすすめなのが『苦味を引き出す加熱時間で調理する』という方法。
苦味が好きな場合おすすめの加熱時間はずばり『20秒』です。

20秒加熱すると春菊の苦みが出てきます。
さらに加熱しすぎないことで水っぽくならずおいしく食べることが出来るんです。

例えば鍋に入れる場合、春菊はしゃぶしゃぶ状態で食べるのがおすすめです。

これなら苦いのが嫌な方はさっと10秒以内で、苦いのが好きな方は20秒しゃぶしゃぶすればお互いに好きな状態で食べることが可能です。
鍋に一緒くたに入れてしまわず、脇によけて置いて食べるときに茹でるようにすると美味しいですよ。

すき焼きに入れる場合

すき焼きに使う場合は葉だけを摘み、茎はごま和えなどに使ってください。

その上で、好みの苦味に合わせて加熱すれば大丈夫です。

お浸しなどでゆでて使いたい場合のレシピもご紹介しますね。

材料 作りやすい分量

春菊 1ワ
水 1リットル
塩 小さじ1

作り方

1、春菊は葉を摘んで茎と分ける。

2、鍋に熱湯を沸かし、塩を加える。
茎を先に加え、30秒ゆでる。

3、葉を加えて苦味をおさえたいなら10秒、苦味が好きなら20秒ゆで氷水をはったボウルに取り出す。

4、水気をぎゅっと絞り、食べやすい幅に切って完成です。

春菊は自宅でも手軽に栽培できる

ちなみに、春菊はスーパーで買った半分をプランターに植えれば根っこがはるので、茎からもげばまた新しい茎が生えて来てシーズン中何度でも食べることが出来ます。

春菊好きな方にはおすすめの方法です。

以上『春菊の苦味を押さえた炒め物の作り方や食べ方と苦味を活かした茹で時間』のご紹介でした。
是非試してみてくださいね。

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